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子どもの単純ヘルペス感染症の症状と原因

口の周りや唇などに水ぶくれができるヘルペス。ヘルペスは誰でもかかる可能性のある病気であり、子どももその例外ではありません。今回は、ヘルペスの中でも比較的子どももかかりやすい単純ヘルペス感染症について、その症状と原因を解説します。

単純ヘルペス感染症とは

ヘルペスとは水ぶくれの集まりができる病気で、そのうち皮膚や粘膜に「水疱」ができるものは「単純ヘルペス」と「水痘・帯状疱疹」の2種類に分類されます。そのうち単純ヘルペスは更に1型と2型に分けられています。単純ヘルペス感染症の1型は、口唇ヘルペスやヘルペス性歯肉口内炎、角膜ヘルペス、カポジ水痘様発疹症などの眼や口唇などの皮膚に発症するもので、2型は性器ヘルペスなどをいいます。

ヘルペスは、子どもでもかかる可能性がある病気で、なんと大半の人は乳幼児期にヘルペスに感染しているといわれています。ヘルペスに初めて感染する乳幼児の場合は、ヘルペス性歯肉口内炎になることが特に多く、その症状は次の通りです。
□急に高熱が出る
□歯茎が腫れ上がり、出血する
□水疱ができる前に、皮膚がピリピリしたりほてりや痛みを感じたりする
□口の中に水疱ができる
このような症状は、一般的に1~2週間で自然に治っていきますが、その後繰り返し発症することもあります。

単純ヘルペスの原因

単純ヘルペスも帯状疱疹も、どちらもウイルスに感染することによって起こります。現在、人間に感染するヘルペスのウイルスには8種類あるとされていますが、単純ヘルペス感染症の原因となるのは、
・単純ヘルペスウイルス1型
・単純ヘルペスウイルス2型
です。

ヘルペスのウイルスはどのように感染する?

では、ヘルペスのウイルスはどのように人に感染するのでしょうか。ヘルペスウイルスの感染力は強く、ヘルペスに感染している人の患部を直接触れる以外に、ウイルスの付着したタオルやコップなどに触れることでも感染します。

また、ヘルペスの症状の出ていない人の体内にもこれらのウイルスが潜伏していることもあり、キスや口移しで食べ物を与えた際に唾液中に含まれるウイルスから感染することもあります。そのため、ヘルペスは親子間や夫婦間などの親密な関係で特に感染しやすいといわれています。

単純ヘルペス感染症は、ウイルスが感染することによって起こる病気です。もし身近にヘルペスに感染している人がいる場合は、その人とタオルを共有しないようにするなど、ヘルペスに感染しないように気を付けましょう。


2016/11/29

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