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子どもが単純ヘルペス感染症になったらどう治療する?

ウイルスの感染によって発症する単純ヘルペス感染症。単純ヘルペス感染症は、大人だけでなく、子どももかかる可能性のある病気で、治ったと思っても再発を繰り返すこともあります。今回は、単純ヘルペス感染症をしっかりと治すための治療法について解説します。

単純ヘルペス感染症の原因と子どもがかかりやすいヘルペス

水疱性の発疹が出ることをヘルペスといい、ヘルペスはウイルスの感染によって起こります。ヘルペスのウイルスは、単純ヘルペスウイルスや水痘・帯状疱疹ウイルスなど8種類が知られています。このうち、単純ヘルペスウイルスの感染によって起こるものを単純ヘルペス感染症といいます。主な単純ヘルペス感染症の例は以下の通りです。
・口唇ヘルペス
・ヘルペス性歯肉口内炎
・角膜ヘルペス
・カポジ水痘様発疹症
・性器ヘルペス

ヘルペスウイルスはとても身近に存在しており、誰でも感染する可能性があります。中でも、子どもが感染しやすいのはヘルペス性歯肉口内炎です。その症状は次の通りです。
・急な発熱
・口腔内に痛みを伴う水疱ができる
・歯ぐきの腫れ、出血
また、口の中の水疱による痛みで水分を摂れなくなることにより、脱水症状を起こすこともあります。

単純ヘルペス感染症の治療法

単純ヘルペスの治療には薬を用います。使用される薬は「抗ヘルペスウイルス剤」で、外用薬と内服薬があります。軽症な場合には外用薬を1日に数回患部に塗布し、症状が進んでいる場合や再発しやすい場合には内服薬が用いられます。内服薬を服用する期間は5日間程度です。また、病院ではそれぞれ症状に応じて、抗生物質や痛み止め、ビタミン剤などが処方されることもあります。

子どもの単純ヘルペス感染症を防ぐには

ヘルペスのウイルスは感染力が強く、患部に直接触れる以外にも、感染した人の唾液や体液、ウイルスの付着したタオルや食器などを介して感染することもあります。そのため、もしお母さんやお父さんがヘルペスになったらお子さんにうつさないように、以下のことに注意しましょう。

・患部を触った手はきれいに洗ってから子どもに触れる
・子どもとタオルなどを共有しない

ヘルペスは決して怖い病気ではありませんが、重症化すると入院が必要になることもあります。症状が出始めてすぐに治療を開始すれば早く治すこともできるため、もしお子さんにヘルペスの症状が見られた場合は早めに小児科を受診しましょう。


2016/11/29

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