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2016/11/29

子どものとびひにかかる病院代と薬代の費用は?

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子どものとびひにかかる病院代と薬代の費用は?

細菌感染が原因で起こる皮膚病の「とびひ」は「水ぶくれタイプとかさぶたタイプ」があり、子どものとびひの約9割は「水疱性膿痂疹(すいほうせいのうかしん)」という水ぶくれのできるタイプです。今回は、とびひ治療にかかる費用などを解説します。

子どもに多い「水疱性膿痂疹(すいほうせいのうかしん)」とは?

虫刺されやあせも、乾燥による湿疹、ケガなどによる傷も含め子どもは痒くてかいてしまいます。特に汗をかく時期に、子どもが体をかいてしまう事により、その傷から細菌が入り込み、化膿して水ぶくれ状態になります。水疱性のとびひの場合、水ぶくれの中に「原因菌と毒素」が入っており、何かの拍子に潰れて中身が飛ぶと、飛んだ部分にうつることから出席停止となる事もあります。

黄色ブドウ球菌は、健康な人の体に存在している菌で皮膚や粘膜に存在します。鼻をいじる癖のある子どもは鼻の中や周辺を傷つけてしまい、とびひで大変な状態になる事もあるため特に気をつけなければなりません。もう一つとびひの原因になる「化膿レンサ球菌(溶連菌)」で発症する痂皮性膿痂疹(かひせいのうかしん)は、かさぶたが現れるのが特徴で、大人がなる事の多いとびひです。

とびひ治療には塗り薬と内服薬を使う方法がある

とびひの治療は塗り薬がメインですが、酷い場合や痒みが強いときは内服薬も併用します。塗り薬には抗生剤入り軟膏とステロイド剤を使用しますが、とびひに効果のあるものは抗生剤入りです。ステロイド剤は痒みが酷いときに一緒に処方されますが、とびひに直接効果はありません。

子どものとびひの場合、塗り薬には「ゲンタシン」が処方されることが多いですが、とびひの菌に耐性を持つことがあるため、「フシジンレオ」や「アクアチム」軟膏がよいとされています。痒みが酷いときにはステロイド剤「リンデロン」も一緒に処方されます。症状によって薬も変わってきますので、病院での治療をおすすめします。費用は各都道府県の子ども医療によって異なりますが、小学校卒業まで1医療機関1カ月200~1000円以内のところが多いようです。

<まとめ>
子どものとびひは悪化しやすく、自然に治る事もありますが完治するにはある程度の時間がかかります。その間に親や兄弟、お友達にうつす可能性があります。勿論本人も痒く辛いですし、早期に治療することをおすすめします。早ければ約1週間ほどでキレイに治ります。

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