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2016/11/29

10歳未満の幼児に多い水いぼの原因

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10歳未満の幼児に多い水いぼの原因

水いぼは免疫力がアップし抗体ができると自然治癒するといわれています。人に感染してしまう水いぼの約80%の発症者が10歳未満というデータがあり、集団生活をおくる以上は放置できません。今回は水いぼの原因について解説します。

水いぼとは?特徴は?

水いぼの正式名称は伝染性軟属腫といい、伝染性軟属腫ウイルス(ポックスウイルス)が原因でイボができます。水いぼの特徴は表面がツルツルとキレイで光沢があり、大きさは2~5ミリ以下が多く中心が少しへこんでいます。手足だけでなく全身にできますが、痛みや痒みもなく自覚症状はありません。10歳未満の幼児に多く、半年~2年程度で抗体ができ自然に治癒することもあります。反対に、肥大化して消滅しないものは外科的な手術をする事もあります。

水いぼの原因

伝染性軟属腫ウイルスが皮膚の表面につくことで感染する直接接触と、ウイルスがついた物を触ったことでうつる間接接触とあります。感染力はそれほど強くありませんが、肌が乾燥していてバリア機能が低下している時や、傷がある時は注意が必要です。子どもの場合はプールなどが感染源であることが多いのですが、水が原因ではなく、タオルやビート板などの共用物や皮膚が直接触れたことが原因とされています。ウイルスに触れたからといって全員にうつる訳ではなく、肌の状態が健康な場合、感染しない事の方が多いです。しかし家族に感染者がいる場合は、入浴の時は一緒のタオルを使わないなど感染予防は必要です。

水いぼができやすい場所

水いぼはウイルス性のイボなので、皮膚の柔らかい場所や、脇の下、ひざなど皮膚同士がこすれやすい場所に多く発生する特徴があります。水いぼ自体に痒みはないのですが、ウイルスに反応すると周囲の皮膚に痒みを感じます。掻くことで手にウイルスが付き、他の場所にイボがうつることもあります。一度に何個もできることもあり、何百個とできる場合もあります。子どもの水いぼが親にうつる事も多々ありますので、薬などを塗る場合は手袋などを利用してください。

<まとめ>
水いぼと呼ばれていますが、実際の中身は粥状の固形物で、水は入っていません。何かの拍子にイボの中身が潰れても感染するため、注意が必要です。

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