不妊の悩み

無排卵月経だと、もう妊娠は無理ですか?

高温期のはずなのに基礎体温が低いのは、無排卵月経の症状かもしれません。もしも無排卵月経なのだとしたら、妊娠は諦めなければいけないのでしょうか。また、基礎体温を上げる方法はあるのでしょうか。

不妊治療に関する相談:「無排卵月経だと、妊娠は出来ないのでしょうか」

基礎体温をつけていますが35度台が続いており、医師に無排卵月経かもしれないと言われました。5カ月ほど様子を見ていて基礎体温は少し上がってきましたが、今でも不安です。基礎体温を上げるにはどうすれば良いのでしょうか。また、無排卵月経だと妊娠出来ないのでしょうか。(20代・女性)

無排卵月経は治療が可能

無排卵月経とは月経はあるのに排卵が起こっていない状態を指し、一般的には基礎体温のグラフがそのバロメーターになります。無排卵月経だとしたら、治療は出来るのでしょうか。

一般的に正常な基礎体温は低温期でも36度台で、高温期との差が0.3~0.5度とされています。基礎体温が二層になっていない場合は無排卵が考えられ、高温期でも36度未満だと自然妊娠の確率が低下すると言われています。(産科婦人科医師)
無排卵月経であっても、治療を行うことで改善が可能です。現時点で妊娠出来ないという判断にはなりません。(看護師)
確実に無排卵月経という診断がついたわけではないようですし、まずは無排卵月経の状態にあるのかどうかを検査して判断してもらうことが先決です。無排卵月経であることがわかれば、そこからが治療のスタートです。(看護師)
排卵がなければ妊娠出来ませんが、ピルでの治療や排卵誘発剤を使用して排卵が起これば、妊娠は可能です。 (産科婦人科医師)

基礎体温を上げるには

無排卵月経でも、直ちに妊娠が不可能というわけではないようですが、低温期でも36度以上が体温の目標値のようです。基礎体温を上げるには、どんなことを心掛ければ良いのでしょうか。

日頃から身体を冷やさないようにすることが大切です。エアコンの効いた部屋で長時間過ごすことや、冷たい物の摂り過ぎ、身体を冷やすトマト・レタス・キュウリ・ナス等の過剰な摂取は控えてください。逆に身体を温める食べ物には根菜・にんにく・ネギ・生姜などがありますので、積極的に摂取しましょう。(産科婦人科医師)
水分を摂り体操や軽い運動を行って、血行を良くしてください。リンパマッサージやよもぎ蒸し等も良いでしょう。あとはストレスを溜めないようにして、睡眠をしっかり取ってください。(産科婦人科医師)
基礎体温を上昇させることとは、つまり体質を改善するということです。短期間で出来るものではなく、長期にわたって努力を続けなければいけません。食事・睡眠・運動・漢方薬の服用など、多方面から改善を意識して続けていきましょう。(看護師)

まずは、無排卵月経ではないかを確認し、必要なら治療を受けていきましょう。体質改善は時間がかかりますが、少しずつアドバイスを取り入れながら基礎体温アップを目指していくのが良いようです。


2016/12/07

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