不妊の悩み

41歳、いつまで不妊治療を頑張ればいいの?

41歳の今まで不妊治療を頑張ってきたものの、赤ちゃんが出来ても健康に産まれてくるのか心配しており、いつまで不妊治療を頑張ればよいか悩んでいるという相談が寄せられました。デリケートな悩みに対し、専門家の皆さんはなんと答えているでしょうか。

妊活についての相談:「いつまで不妊治療をするべきか迷っています」

41歳なので、まだ希望すれば赤ちゃんを産むチャンスがあると先生は言ってくれていますが、それは子どもが出来るということを言っているのであって、健康かどうかはわかりませんよね。子どもが出来ても障害を持っているかもしれないと常に不安が付きまといます。ここまで治療を行ってきましたが、いつまで不妊治療を頑張れば良いのでしょうか。(40代・女性)

40代での妊娠・出産に伴うリスク

統計的には、40代での妊娠・出産における流産や障害児の発生率は確かに高いようです。しかしこれは確率の問題であり、元気な赤ちゃんを産む人も多くいます。

おっしゃるように、年齢を重ねると自然妊娠の確率は低下し、逆に障害児の発生率は上昇し流産の確率も高くなります。40代で自然妊娠する確率は5%で、流産する確率は約40%、ダウン症の発症率は約100人に1人と言われています。高齢になると様々なリスクが伴いますが、元気な赤ちゃんを出産された方もたくさんいます。(産科医師)

不安になりすぎず治療に集中しましょう

今から流産や障害児について心配するより、日ごろから健康的な生活をこころがけるなどできることからチャレンジしてみましょう。いつまで治療を続けるかは、家族や主治医と相談して決めましょう。

非常に難しい問題ですが、障害を持って生まれてくるというのは、あくまで確率の問題です。40歳を過ぎたからといって、極端に多くの赤ちゃんが障害を持って生まれるというわけではありません。羊水検査などで障害の有無などは判断出来ます。(看護師)
元気な赤ちゃんを産むためには、お母さんが心身共に健康でいなければなりません。日頃から規則的な生活で、葉酸を多めにバランスの取れた食事を摂って、適度な運動を心掛けてください。流産するかもと不安になるより、元気に育つことを信じてください。いつまで治療を頑張るかは、家族や主治医とよく話し合って決めましょう。(産科医師)

40歳を過ぎての妊娠・出産は、確かに流産や障害児のリスクは高いようです。しかしこれは確率の問題であり、今は心配しすぎず不妊治療に集中するのが良いでしょう。いつまで治療を頑張るかについては、家族や主治医とよく相談のうえ決めてください。


2016/12/08

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