食べられない

つわりで体重が激減。お腹の赤ちゃんへの影響は?

程度に個人差はあるものの、妊娠初期はつわりに苦しむ妊婦さんが多いものです。つわりで体重が急激に落ちてしまったという相談者の方は、お腹の赤ちゃんへの影響を心配していますが、看護師さんたちは何と言っているのでしょうか。

つわりについての相談:「つわりで急激に体重が減少。お腹の赤ちゃんへの栄養が心配」

妊娠15週です。妊娠が分かった時点でつわりになり、1日おにぎり1個と果物ぐらいしか受け付けなくなってしまいました。もともと肥満気味なのでやせ細っているわけではないですが、10kgほど急激に痩せてしまいました。医師には、小さな赤ちゃんが必要なエネルギーはわずかだから大丈夫と言われていますが、あまり急に痩せるとお腹の赤ちゃんへの影響はないのか心配です。 (20代・女性)

症状がひどい場合、点滴での栄養補給も

医師の言うとおり、この時期はつわりで食べられなくてもお腹の赤ちゃんへの影響はありません。しかし急激に痩せると母体が辛く、場合によっては点滴が必要になることも。嘔吐が続いて水分補給もできない時は、病院を受診した方がよいでしょう。

妊娠14~16週頃に胎盤が完成して赤ちゃんがへその緒で繋がると、胎盤を通じて栄養や酸素が受け渡されるようになるため、現段階では医師の言うようにあまり気にしなくてよいでしょう。今は食べられる・飲むことができるものを摂取して、栄養補給に努めてください。(産科看護師)
ストレスもつわりを強くします。この時期に体重が減っても赤ちゃんに影響はないので、食べられるものを食べてください。しかしこれ以上の体重減少があれば、病院で栄養剤の点滴を勧められると思います。妊婦さんや赤ちゃんに影響のある薬は使わないので、安心して受けてください。(産科看護師)
嘔吐が続き水分が摂れない程ひどい場合は、点滴などの治療が必要です。食べられない、嘔吐してしまう、起き上がるのが辛いような場合は、早急に病院を受診しましょう。つわりは妊娠15週ぐらいには治まることが多いですが、個人差があります。しかし「この状態は長く続かない、終わりがある」と考え、何とか乗り切ってください。(産科看護師)

空腹を避けるため、おにぎりなどのストックを

空腹は吐き気をひどくするので、簡単に食べられるものを作り置きしておき、いつでもつまめるようにしておくとよいでしょう。水分補給も大切ですが、炭酸飲料の飲みすぎには注意が必要だと看護師さんは説明しています。

空腹だと症状が強くなるので、おにぎりと果物が食べられるのなら常に目につく所に置いておき、いつでも食べられるようにしてください。他にも果物の入ったヨーグルトやゼリー、野菜と果物のジュースやスムージーも用意しておくとよいでしょう。(産科看護師)
炭酸飲料を飲むとさっぱりすると言う方もいますが、炭酸飲料にはたくさんの砂糖が使われていますし、げっぷで吐き気が誘発されることがあるので、飲みすぎないようにしましょう。吐き気がする時は、凍らせたレモン水を口に含むとさっぱりして水分補給にもなります。(産科看護師)

個人差があるつわりですが、一般的には妊娠15週ぐらいから治まる人が多いようです。今の時期、食べられなくてもお腹の赤ちゃんへの影響はないようなので、ご自身が食べられるものを食べ、こまめに水分補給を行ってください。


2015/03/03

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

この記事の監修/執筆

専門家監修記事(Q&Aコメント)