逆子

逆子体操を続けても治る気配がない時は?

妊婦さんを悩ませるものに「逆子」があります。本来の位置に戻すために逆子体操が勧められますが、医師によっては自然にまかせるという場合も。逆子体操の効果に疑問を持つ相談者に対し、看護師さんたちはどのように言っているのでしょうか。

妊婦さんから逆子に対する相談:「逆子体操の効果の程は?続けても治る気配がありません」

逆子と言われてから毎晩逆子体操をしていますが、33週になる今もまだ逆子が治りません。主治医からは、治らないのはきちんと逆子体操をしていないからだという感じの言い方をされます。でも同じく逆子だった友人は医師に逆子体操を指示されたことはなく、赤ちゃんの気分に任せましょうと言われたそうです。調べても体操に根拠があるわけではないようですが、やはりこのまま続けるべきでしょうか。 (20代・女性)

胎児の状態によって医師が判断

妊婦さんの身体の調子や胎児の位置によって、逆子体操を指示する場合としない場合があるようです。医師が直接お腹を触って治すこともありますが、これはいつ出産してもよい臨月の妊婦さんに限られます。

逆子体操は無意味ではありません。逆子体操を勧めないのは、早産の可能性がある、胎児の位置や姿勢により矯正が困難、前置胎盤や骨盤の狭さなどで事前に帝王切開が予定されている、などの理由があります。(産科看護師)
医師がお腹を触って矯正する場合もありますが、これは陣痛を誘発しやすいため出産日が近づいてから行われます。妊娠後期になると赤ちゃんの動きが活発になるため、逆子が治ったと思ってもまた逆子に戻ったりしますが、医師から止めていいと言われないうちは頑張って続けてください。(産科看護師)
実際に逆子でのお産は5%未満で、体操をしなくても大抵は直るようですが、もし何もせず逆子のままだったら「体操をしなかったからだ」と後悔をしてしまうのではないでしょうか。体質や産院の方針で違いはありますが、主治医が逆子体操を指示するのなら続けてみてください。(内科看護師)

ゆったりとした気持ちで体操を

「何としても治さないと!」と力が入ると、なかなか上手くいかないことも。できるだけリラックスした状態で行い、体調が悪い時は無理をしないようにしましょう。

逆子体操をきちんとしていないのではなく、コツがつかめていないのかもしれません。赤ちゃんに話しかけながら一緒に体操するイメージで、ゆっくり深呼吸をして気持ちを落ち着けて行ってください。先生に聞きづらいのなら、看護師や助産師に体操のコツを教えてもらうとよいでしょう。(産科看護師)
なかなか治らないからと諦めてしまう方も多いのですが、体操以外に逆子を矯正する方法はありません。しかし、頑張りすぎて無理をしないことが大切です。お腹が張る時は体操する必要はありません。逆子矯正の骨盤ベルトを試すのもよいですし、胎児の位置が変わったと思う時は体操を止めて様子をみてください。(産科看護師)
お腹の張りに気をつけながら、リラックスした状態で諦めずに赤ちゃんを信じて体操を続けましょう。「頭はこっちよ。グルッと回ろうね」など、お腹をさすり話しかけながら行いましょう。(内科看護師)

医師からの指示なら、しばらくは体操を続けてみてください。しかしほとんどの場合、出産までに自然に治ることが多いようなので、ストレスにならないようにリラックスして行いましょう。


2015/03/02

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