食事

つわりの時期は、食べたいものを好きなだけ食べて良い?

妊娠中のつわりの時期は、食べられるものだけを好きなだけ食べてよいというのは本当でしょうか。カップラーメンなど、塩分が高いものばかり食べたくなるという妊婦さんに対する看護師さんたちのアドバイスとは。

食べつわりについての相談:「ラーメンやポテトチップスが食べたくて仕方がない!」

現在妊娠8週ですが食べつわりで食欲が止まらず、ポテトチップスやカップラーメンなど、塩分が高そうなものばかり食べたくなります。産院に相談をしたら「つわりの間は、食べたいものを好きなだけ食べてよい」と言われましたが、夜中にカップラーメンなどを食べても本当に大丈夫なのでしょうか。塩分控えめで、食欲を抑えられるような調理法があれば教えてください。(20代・女性)

塩分の摂りすぎは妊娠高血圧症候群の危険性が

確かにつわりの時期は、食べられるものを食べればよいと言われますが、塩分が高いものばかりだと妊娠高血圧症候群になる危険性があります。またドカ食いを防ぐため、おにぎりなどのストックを準備し小分けにして食べるとよいでしょう。

スナック菓子やラーメンは高塩分・高カロリーなので、高血圧やむくみの原因になります。妊娠高血圧症候群になると流産や早産のリスクが高まり、胎児の成長障害や知能障害を起こすこともあります。ラーメンやスナック菓子はストックしないようにして、どうしても食べたい時は1日に食べる量を決めて、少しずつ食べるようにしましょう。(産科看護師)
確かにつわりの時期は、食べたいもの・食べられるものをと言われていますね。しかし食べつわりの場合、食欲につられ好きなものばかり選んでいると体重の増加につながります。「食べられる」ということを前向きに捉えてスナック菓子や即席麺を少し控え、ご自身とお腹の赤ちゃんのために栄養のある食品に切り替えてはいかがでしょうか。(内科看護師)
食べつわりの場合は、おにぎりなど腹持ちのよいものを作り置きしておき、空腹にならないように食事を数回に分けるとよいでしょう。また、血糖値が下がると気持ちが悪くなったり空腹感がでるので、飴を舐めるなどして血糖値を保ち乗り切るのはいかがでしょうか。(内科看護師)

薬味や出汁を効かせて塩分を調整

料理法については、レモンや生姜などの薬味で味にアクセントをつけ、お味噌汁は出汁を効かせるなどの工夫をしてはいかがでしょうか。

料理にはネギや生姜などの薬味やハーブ、レモンやすだち、お酢などを使うと塩分控えめでも美味しく食べられます。醤油やドレッシングなどの調味料も、減塩のものにするとよいでしょう。お味噌汁やスープの味付けは出汁を効かせ、その際は煮干しやかつお節など自然素材のものを使ってください。(産科看護師)
塩分を控えるコツは「汁を飲まない」ことです。お味噌汁や麺類は身体を温めるのでとてもよいのですが、具沢山にして、スープは全部飲んでしまわないようにしましょう。(内科看護師)
塩分の多い物を食べたら、カリウムと水分を摂って塩分を排出しやすくしましょう。カリウムを多く含む食品は、トマト・バナナ・アボカド・納豆などがあります。(産科看護師)

つわりの時期、食べ物の好みが偏ることは多いのですが、塩分の摂りすぎには注意が必要ですね。ラーメンなどは汁を残す、調味料を減塩にする、薬味を使い味に変化をつけるなどの工夫をしましょう。


2015/03/03

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