妊娠後期の吐き気

妊娠30週、便秘とつわりのような胃のムカつきが辛い…!

つわりが治まった後も、便秘などの体調不良に悩むママは少なくありません。便秘や胃のムカつきに悩むママからの相談に、専門家はどのように答えているでしょうか。

プレママからの相談:「便秘と息苦しさ、胃のムカつきなど、辛い症状はいつまで続くのでしょうか」

現在妊娠30週です。妊娠初期は食べつわりで、妊娠25週頃からは便秘に苦しんでいます。整腸剤を処方してもらいましたが、あまり改善しません。息苦しさとつわりの時のような胃のムカつきがあり、つわりが再発したような気がして横になっている時も辛いです。この胃のムカつきは、つわりの再発でしょうか。また、出産するまで続くのでしょうか。(20代・女性)

多くの妊婦さんが悩む、便秘や胃の圧迫感

妊娠中につわりや便秘、胃の圧迫感が起こる原因を教えてくれました。程度の差はありますが、便秘などは出産するまで続くようです。

妊娠初期のつわりは、プロゲステロンという女性ホルモンの影響で起こります。安定期に入ると胎盤が完成され、プロゲステロンの分泌が減少するため、つわりが改善されます。妊娠後期の吐き気は、大きくなった子宮で胃が圧迫されて起こることがほとんどで、同時に便秘に悩まされる妊婦さんも多くいらっしゃいます。(産科・婦人科看護師)
妊娠初期は、妊娠によって分泌されるホルモンが原因でつわりが起こると考えられています。それに対して、妊娠後期に感じるつわりは子宮が大きくなった事で母体の胃をはじめとした内臓が上に押し上げられ圧迫されるために、食べてもすぐ満腹だと感じて生じます。(看護師)
1人分の血液で2人の身体を血液が循環するため、水分量が低下したり、腸の動きが低下したりと様々なことが原因で便秘になります。これからも子宮は大きくなっていくので程度こそ違いがありますが、出産するまでは伴う症状と考えていただいてよいでしょう。(看護師)

無理して食べず、水分補給を心掛けて

便秘対策のためには、水分補給を心掛けましょう。食事や水分の摂り方について、アドバイスがありました。

吐き気がある時は無理に食べる必要はありませんから、ゼリーやプリン・アイス・冷ました茶わん蒸しなど喉越しの良いものを摂ってください。横になる時は上半身を高くして横になると良いでしょう。寝る前の飲食は控えてください。(産科・婦人科看護師)
食べられない時は水分補給を心掛けましょう。水分を多めに摂ると便秘対策にもなるので、ゴボウ茶やタンポポ茶など、妊婦さんが安心して飲めるお茶を選びます。量は2000mlを目安に飲んでください。出産予定日が近付くと赤ちゃんが下の方に降りてきますから、吐き気は軽減されます。(産科・婦人科看護師)
対策としては1度に食べる量を減らして、複数回にすることが挙げられますが、あまりに症状が辛いようでしたら病院を受診して医師に相談してください。逆流性食道炎であれば、それに即した内服なども可能です。(看護師)

妊娠中は大きくなった子宮で胃が圧迫されるために、つわりのような吐き気を感じる事があるようです。血液中の水分低下で便秘になることもあるので、積極的に水分補給を心掛け、食事は複数回に分けたり、喉越しの良い物を摂ると良いでしょう。


2016/12/12

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