妊娠後期の吐き気

赤ちゃんに栄養を届けたいのに…後期つわりの乗り越え方は?

一旦治まったつわりが、後期になって再び起こることもあります。今回の相談者もその一人です。食べると吐き気に襲われるため、食べるのが怖くなっています。専門家からはどのようなアドバイスが寄せられたでしょうか。

妊娠後期の不調についての相談:「後期つわりが酷く、食べるのが怖いです」

妊娠初期に様々なつわりを体験し、中期に入って治まったため、ようやく抜けられたと思っていました。しかし後期に入り、再び吐き気が始まりました。少しでも食べると吐き気に襲われるため、食べるのが怖くなり貧血になって産院から鉄剤を処方されました。赤ちゃんに必要な栄養を与えるために、積極的に食べた方が良い食材やオススメの食べ方はありますか。つわりを軽減する方法を教えてください。(20代・女性)

消化に良い物を少しずつ複数回に分けて。熱いものは冷まして

子宮が大きくなると胃を圧迫して、後期つわりが起こります。複数回に分けて少量ずつ食べると良いようです。熱いものは冷まして食べましょう。

子宮が大きくなると、母体の胃が子宮で圧迫されて持ち上げられている状態になります。食べても胃の許容量が少なくなっているので、一回に食べる量を減らして複数回に分けてみてください。(循環器内科看護師)
吐き気がある時に食べるのは大変だと思います。少しでも食べられるように、食事は数回に分けて少量ずつ食べましょう。食後30分ほどは横にならないようにし、寝る前2時間までには飲食を控えてください。ストレスもつわりを酷くします。体調が良い時は、散歩や軽い運動をして気分転換しましょう。(産科・婦人科看護師)
繊維質が多い物や脂っこい物は、消化に時間がかかります。柔らかく煮た野菜や、お粥など消化の良いものを、熱いものは冷ました方が食べやすいでしょう。お粥に小さく刻んだ野菜を入れたり、卵を加えると栄養が摂れます。また自家製のジュースやスムージーにすると、果物や野菜が摂りやすいです。(産科・婦人科看護師)

妊娠中に積極的に食べた方が良い食品は、その頭文字を取って「まごわやさしい」と言われています。少しずつ日々の食事に摂り入れてみましょう。

妊娠中に食べた方が良い物として、「まごわやさしい」という言葉があります。

ま:豆類
ご:ごま
わ:わかめをはじめとした海藻
や:緑黄色野菜
さ:サバやイワシなどの魚介類
し:しいたけをはじめとしたキノコ類
い:いもをはじめとした穀物

興味があったらネットで検索してみてください。これらは、たんぱく質やビタミンやミネラルを摂取するための食べ物です。(循環器内科看護師)
身体に良い食品を頑張り過ぎて一気に摂るのではなく、複数日に分けて摂るとバランスを意識した食事になると思います。和食の献立だとこうした食品も使いやすいでしょう。(循環器内科看護師)

吐き気がある時に食べるのは辛いものです。無理せず、複数回に分けて少しずつ食べましょう。妊娠中に食べると良い食品も一度に沢山食べるのではなく、毎日少しずつ摂り入れていきましょう。


2016/12/13

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