妊娠後期の吐き気

妊娠後期まで続くつわり…どう対処すべき?和らげる方法は?

つわりは妊娠してすぐに起こるイメージがありますが、後期になっても吐き気に悩まされることがあります。今回の相談者も、後期つわりに悩む一人です。後期つわりはどう対処すればいいのでしょうか。専門家に聞いてみました。

妊娠後期の不調についての相談:「後期つわりの辛い症状はどう和らげる?」

産後1カ月が経ちますが、この1年間はつわりに悩まされる毎日でした。妊娠約4カ月目で治まると聞いていましたが、後期までずっと吐き気に悩まされました。毎日具合が悪く、産婦人科でもらった薬でも少し和らいだ程度で、寝ているだけの日々でした。今は出産し、つわりもなくなりましたが、今後二人目も欲しいと思っています。どうすれば後期つわりを軽減できるか教えてください。(20代・女性)

大きくなったお腹が胃を圧迫して起こる後期つわり。無理せず休んで

ホルモンが原因で起こる初期のつわりに対し、後期は大きくなったお腹が胃を圧迫する事で起こります。つわりには個人差がありますので、無理せず休むようにしましょう。

つわりの出方はそれぞれですが、原因は女性ホルモンの分泌が盛んになる事です。特に妊娠初期、胎盤が完成するまではプロゲステロンが増えるため、つわりの症状が起こります。胎盤が完成する安定期に入ると、症状が緩和されるといわれます。妊娠中期から後期にかけての吐き気は、プロゲステロンの増え過ぎもありますが、大きくなった子宮に胃が圧迫されて起こる事がほとんどです。(産科・婦人科看護師)
吐き気がある時は無理せず、できるだけ休みましょう。横になる時は上半身を高くすると良いでしょう。(産科・婦人科看護師)
つわりの時期には個人差があります。つわりが軽い人や、入院が必要になる人など様々です。後期つわりは8カ月を過ぎた頃に起き、初期と比べ比較的軽めです。初期がホルモンバランスから起こるのに対し、後期は胎児の成長とともに子宮が大きくなり、内臓が圧迫される事によって起こります。胃痛や胃もたれ、胸やけなど胃の不快感が多いため、食事内容に注意しましょう。(一般内科看護師)

食事はにおいが少ない物を。複数回に分けて水分補給を忘れずに

食事はにおいの強い物は避け、複数回に分けて少しずつ食べましょう。食べられない時は、水分補給しましょう。

食事はにおいの少ない物を、また熱い物より冷めた物を少量ずつ数回に分けて食べましょう。どうしても食べられない場合は、水分補給を心掛けてください。ストレスもつわりを強くします。散歩したり、好きな事をして気分転換してください。症状が酷い時は、遠慮なく医師に相談してください。(産科・婦人科看護師)
香辛料やスパイス等の刺激物を避け胃に優しい食べ物を、1回の食事量を数回に分けて食べましょう。食欲がない時は、うどんやそばなどさっぱりした物がお勧めです。液体状の野菜スープなら飲みやすく、栄養も摂れます。胃の逆流を防ぐために、食後30分間は横にならないようにしましょう。飲み物は柑橘類を避け、麦茶やルイボスティー等がよいでしょう。(一般内科看護師)

後期つわりは、大きくなったお腹に胃が圧迫されて起こります。食事は複数回に分けて消化の良い物を食べましょう。辛い時は無理せず休み、ストレスを溜めないように心掛けましょう。


2016/12/14

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