生理不順

生理不順はランニングが原因でしょうか

元々生理不順だったという相談者さんですが、毎朝ランニングを始めたところ生理不順がますます激しくなり、経血の量も増えたとのこと。適度な運動は身体の調子を整えるはずですが、なぜかこのような事態になってしまったのでしょうか。このままランニングを続けていいのか迷っているようです。

30代女性からの相談:「ランニングをしたら生理不順になりました」

元々生理が予定より後ろにずれる事が多く、生理不順気味でした。ダイエットのために毎朝ランニングを始めた結果、体のサイクルがおかしくなったのか生理が早く来たり遅く来たり、より生理不順が激しくなりました。また、血の量も以前よりも多くなったように感じます。ダイエットの目的を達成していないので、ランニングはこのまま続けたいのですが、生理不順や血の量が酷くなるため本当に体に良いのか、続けて良いのか迷っています。ランニングを始めて3カ月ですが、このまま続けていても生理不順は自然と収まるのでしょうか。(30代 女性)

無理なダイエットになっていませんか

専門家が指摘するのは、相談者が行っているダイエットが本人に適切かどうかという点です。ランニングによって身体に負荷がかかり過ぎていないか、また極端な食事制限をしてはいないか、2つの点をチェックする必要がありそうです。

生理不順の原因は、生活環境の変化やストレス、ホルモンバランスの乱れや卵巣機能の低下、卵巣や子宮疾患が考えられますが、ダイエットも原因の一つになります。ダイエットの目標がどれくらいか分かりませんが、食事制限をすると必然的に栄養が不足します。栄養が不足すると、余分な血液の排出を防ぐために生理が遅れたり止まったりします。また食事を制限する事や、毎日運動を続ける事がストレスになってホルモンバランスを崩しやすくなります。(産科・婦人科看護師)
ダイエットが原因で、生理不順になる事があります。原因としては偏った栄養バランス、激しい運動や慣れない運動による疲労、ストレス等が挙げられます。ダイエットは食事制限をする事もありますが、体を健康に保つのに必要な栄養素が吸収されなくなったり、血流が悪くなったりするため生理が遅れる原因となります。また身体に負担のかかる運動も、生理不順になったり生理が止まる事もあります。ランニングは体に比較的負担がかかる運動で、生理不順になりやすいと言えます。(看護師)
特に今まで運動やランニングをしていなかった人がランニングを始めると、生理不順になりやすいです。更に、食事を減らすと栄養も偏るため、ランニングをするならバランスの摂れた食事内容で、健康的に痩せるようにした方がよいでしょう。(看護師)

生理不順や経血の増加は看過してはいけません

相談者がもともと悩んでいた生理不順の症状は、ダイエットを止めたとしてもこのままでは改善は難しいでしょう。経血量の増加も気になりますし、一度受診してみてはいかがでしょうか。

経血量が増える時は病気の可能性もあるので、婦人科で相談を兼ねて検査をしてもらうとよいでしょう。(看護師)
生理に影響するようなダイエットは、続けても体を壊すだけです。ダイエットをする場合は体の負担を少なくし、無理のないダイエットを行ってください。生理不順については、一度受診した方がいいでしょう。(産科・婦人科看護師)

健康維持に良いはずのランニングなどの運動も、負荷をかけすぎたり「運動しなければいけない」という心理的プレッシャーによるストレスで身体に悪影響を及ぼす場合があります。まずはご自身の生理周期を整え、無理のないダイエットを実践しましょう。


2016/12/17

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