生理不順

生理不順を改善し妊娠したいのですが…

30代の相談者さんは、生理不順を改善し妊娠しやすい身体を作りたいと考えていますが、薬に頼る事には抵抗があるようです。生理周期を整えるために、日常生活でどのような事に気を付ければ良いのか、またホルモン剤服用以外で生理不順を改善する方法はあるのか、専門家の意見を求めています。

30代女性からの相談:「生理不順と妊娠について」

学生時代からの生理不順で、周期は25~48日と月によってかなりバラつきがあります。妊娠を希望していますが、排卵日が早い時と遅い時の差が激しく、うっかり逃してしまう事もあります。漢方やサプリなどを試した事もありますが、劇的な改善は見られませんでした。出来れば強いホルモン剤などは使いたくないのですが、やはり薬を使う事が望ましいのでしょうか。日常生活等でも改善出来る方法があれば、教えて頂きたいです。(30代・女性)

基礎体温の測定を始めましょう

妊娠を希望しているなら、まずは基礎体温の測定を始めましょう。生理不順でもきちんと排卵が起きているのであれば妊娠は可能ですし、排卵が起きていないようであれば産婦人科を受診してください。

排卵日を特定することと、生理周期を把握するためにも、基礎体温を測ってください。基礎体温が高温期と低温期の二相に分かれていれば排卵が起きている事になりますし、高温期になって約2週間で生理が始まります。妊娠のタイミングを図るのは、体温が最も下がる前後です。(産科・婦人科看護師)
妊娠を希望している場合、基礎体温表を付ければ排卵の有無を確認できます。正常な生理の場合は、プロゲステロンが分泌されるため体温が高くなり、排卵が起きていない時は低温期のままです。基礎体温を毎日測定して、無排卵であるようなら産婦人科で相談して適切な治療を受けてください。卵巣に病気があると、排卵日がずれることがあります。(看護師)

生理不順を改善するために

生理不順は元々の体質が原因の場合もありますが、不規則な生活や睡眠不足、ストレス、無理なダイエットによる栄養不足などで起こる事もあります。基本的な生活習慣の見直しが、生理不順改善の第一歩と言えるでしょう。

生理の周期がバラバラで生理が月に2回来たり、ダラダラと続いたり、出血量が少ない時は無排卵月経の可能性があります。生理不順は不規則な生活やストレス、疲労なども原因です。日常生活では規則正しい生活を心掛け、栄養バランスの摂れた食事、十分な睡眠など基本的な事が大切です。強いホルモン剤を使用したくない時は、低用量ピルや漢方などの薬物療法等、他の方法で対処できる事もあるので医師に相談してください。(看護師)
妊娠しやすい体を作るには、葉酸を多めに摂って、バランスの取れた食事、適度な運動で血行を良くして体を冷やさないようにしてください。(産科・婦人科看護師)

生理不順があると排卵時期が分かり辛く、計画的に妊娠する事が難しいですが、基礎体温を付ければ妊娠しやすい時期の目処が立ちます。生理周期を整える事は妊娠に関する事だけでなく、体調管理にも大いに役立ちます。生活習慣を見直し、必要ならば治療も視野に入れましょう。


2016/12/17

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