産後の生理

産後の生理不順改善の方法とは…

産後の身体の回復状態を知るには、生理が順調に来ているかどうかがバロメーターとなります。産後は授乳や育児など生活パターンも大きく変化するため、意識して体調を改善する必要があります。

0歳児のママからの相談:「産後の生理不順はいつ頃改善するの?自分で出来る対策を教えて」

元々生理不順で、産後の生理は2カ月で開始したのですが、予定日から早かったり遅かったりとバラバラです。産後いつ頃から生理が安定し、排卵がきちんと行われるようになるのでしょうか。 また、きちんと生理が来るためにはどういった工夫が必要なのでしょうか。食べ物だと豆乳などのイソフラボンが良いと聞いたことがあるのですが、食べた方が良い食材はありますか。(20代・女性)

産後の生理不順の安定は個人差が大きい

産後に生理が再開してから、生理周期が安定するまでの期間は個人差があります。生理再開後3周期が過ぎた頃から排卵が始まると言われており、それに合わせて生理周期も安定すると考えられます。

産後の生理再開の時期や生理周期の安定には個人差があり、産後の生理不順は多くの方が経験します。原因としては、授乳によるホルモンの影響・子宮の回復状態・過度なストレス・睡眠不足・冷えなどが挙げられます。産後1年以上経ってから生理が再開し徐々に安定していく方や、再開しても授乳の頻度や量によってまたストップする方もいます。(看護師)
子宮は、産後6カ月後くらいで回復すると言われていますが、個人差があります。子宮が回復しても、すぐに生理が安定して妊娠前の周期に戻るわけではありません。授乳中はプロラクチンというホルモンの影響により排卵が抑えられ、生理周期が不安定になります。(看護師)
産後の生理の再開や生理周期の安定は、個人差があります。特に母乳育児をしている間は、母体を守るために次の妊娠をしないよう排卵を抑えるホルモンが分泌されます。特に夜間の授乳が多いと、無排卵になりやすいでしょう。授乳中に生理が再開している場合は、無排卵であることが多く、3周期くらい経つと排卵が再開する傾向にあります。遅くとも断乳後3周期ほどで排卵し、徐々に生理周期も安定するようになります。(婦人科・看護師)

ストレス・睡眠・食事に気を配ることが大切

生理周期に影響するのは、ホルモンバランスを整える栄養状態や睡眠で、これには様々な要素が関係しています。規則正しい生活を送り、ビタミンや鉄分を摂るよう心掛けることで、ホルモンバランスを早く回復できます。

産後の生理周期の安定は、ストレスや疲労、栄養状態などにより個人差があります。バランスの良い食事と質の良い睡眠をとってストレスを溜めないようにし、ホルモンバランスを整えていきましょう。食事はビタミンEやB6、鉄分や亜鉛を多く含む食品を摂ることをお勧めします。(婦人科・看護師)
育児による疲労やストレスにより、排卵がストップすることもあります。産後の生理不順は過度に心配する必要はないと言われていますが、生理不順が改善されない・生理痛が強い・不正出血がある等の場合には、病院を受診して専門医に相談することをお勧めします。(看護師)

産後、生理周期が安定するまでの期間には個人差があります。ぜひ、バランスの良い食事や良質な睡眠をしっかり摂るように心掛けてください。


2016/12/19

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