産後の生理

2016/12/19

生理不順と生理痛、PMSの関係について

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専門家監修記事(Q&Aコメント)

生理不順と生理痛、PMSの関係について

生理不順や生理痛、月経前症候群(PMS)は、どれもホルモンの変化が関係しているといわれます。詳しい話を専門家にお聞きしました。

2歳児のママからの相談:「生理中と排卵時に頭痛が…生理不順との関係はある?」

今まで生理痛もあまりなく、1カ月に1回のペースで10年以上生理がきていました。しかし、最近生理の時や排卵日の時に、頭痛が起こる様になりました。同時に生理不順になり、2カ月こない時もあれば、前の生理から3週間しか経っていないのにくる時もあります。毎年子宮がん検診で検査を受けていて、異常はないと言われています。頭痛と生理不順は、関係がありますか。(20代・女性)

ストレスが生理不順や生理痛・排卵日の頭痛を引き起こす

生理不順にはエストロゲンや黄体ホルモン、生理痛にはプロスタグランデジン、排卵日の頭痛(PMSに含まれる)には、エストロゲンやセロトニンなど、それぞれホルモンが関わっています。これらのホルモンに影響を与えるのが、ストレスです。

生理不順は、ホルモンのバランスの乱れが原因と言われています。生理は、卵胞ホルモン(エストロゲン)と黄体ホルモンの分泌により制御されますが、このホルモンのバランスが、ストレス・生活習慣・ダイエット・肥満などが原因で乱れてしまうと生理不順が起こります。生理痛が強くなる原因としては、子宮を収縮させるホルモン(プロスタグランジン)の分泌が多い・子宮口が狭い・ストレス・冷え症などが挙げられます。(看護師)
排卵を境に、卵胞ホルモン(エストロゲン)の分泌が急激に減少します。エストロゲンの減少により、セロトニンという脳内伝達物質も急激に減少し、血管を拡張させて排卵日に頭痛を引き起こします。また、ストレスや疲労など肉体的・精神的に負担を受けると、自律神経を司るセロトニンの分泌量が減り自律神経が乱れます。その結果、女性ホルモンのバランスも悪くなり、生理不順や生理時の頭痛を引き起こします。(婦人科・看護師)

生理痛や生理不順が続く時は受診を!

生理痛や生理不順が続く時には、子宮内膜症や子宮筋腫などの婦人科の病気が隠れているケースがあります。

生理痛には、子宮筋腫や子宮内膜症などの病気が隠れている場合があり、特に子宮内膜症になると生理痛が強くなります。毎年子宮がん検診を受けているとのことですが、検査の内容によっては子宮内膜症などのがん以外の病気の発見は難しいと言われています。子宮内膜症の診断には「経膣超音波検査」が必要です。現在の症状が続く時は、一度病院を受診し検査を受けることをお勧めします。(看護師)
女性ホルモンの分泌を安定させるためには、ストレスを溜めず、ゆっくりと休息を取り、規則正しい生活を心掛けましょう。日常生活に異常をきたすほどの頭痛があったり、長期間生理不順が続く場合は、専門医を受診しましょう。(婦人科・看護師)

生理に関わる様々な不調は、とても辛いですよね。ストレスによるホルモンの乱れが原因と考えられますが、一度専門医の元で検査を受けて相談なさることをお勧めします。


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