生理不順

生理不順の原因にストレスは関係ある?

女性の体はデリケートです。特に女性は、精神的なストレスが生理不順に影響すると言われています。ストレスと生理不順の関係について、専門家にお聞きしました。

40代の女性からの相談:「成人を迎える娘の生理不順。ストレスで本当に生理不順になるの?」

私にはもうすぐ成人を迎える娘がおり、中学の頃から生理不順に悩んでいます。時には生理が2カ月ないこともあり、産婦人科を受診させました。処方された漢方薬を飲んだところ徐々に回復しましたが、医師によると「ストレスが原因していると思います」といわれました。ストレスだけで生理不順になることはあるのでしょうか。(40代・女性)

生理不順の原因はホルモンバランスの乱れ

生理不順は、ホルモンバランスの乱れにより起こります。精神的なストレスに加え、様々な要素がホルモンの働きに影響を与えます。中には、子宮や卵巣の病気が生理不順の原因となることもあるので、注意が必要です。

生理不順は、卵胞ホルモンと黄体ホルモンのバランスが崩れることにより起こると言われています。生理不順の原因は、ストレス以外にも生活習慣の乱れ(睡眠不足・偏食など)・痩せ過ぎ・無理なダイエット・肥満・冷え症などが挙げられます。また、甲状腺機能異常などの内分泌系の病気や、子宮内膜症・多嚢胞性卵巣症候群などの婦人科系の病気が原因である場合もあります。(看護師)
不妊の原因もそうですが、生理不順も実は医学的に全てが解明されているわけではありません。特に思春期の安定しない感情や心身へのストレスは、原因となり得ます。激しいスポーツや過度のダイエット等も良くありません。また下垂体機能の異常、甲状腺機能の異常などによるホルモンの変化もあります。薬の副作用でも、生理不順となることがあるようです。(婦人科・看護師)

若い女性はストレスの影響を受けやすい

若い女性は、ストレスの影響を受けやすいようです。身体が未成熟でホルモンバランスを崩しやすい傾向があります。症状が続く時にはストレス以外の原因も考えられるため、再度受診して詳しく調べた方が安心です。

若い方は身体の発達段階が未成熟であり、ホルモンのバランスも崩れやすく、あらゆる因子に影響を受けやすいです。ストレスや身体・精神的疲労による生理不順は十分に起こりえます。ただし、何らかの病気が隠れている可能性もありますので、再び生理不順が起こった・生理不順が続いている・生理痛が酷いの場合には、再度受診するか、セカンドオピニオンとして別の病院を受診したほうがいいでしょう。(看護師)

ストレスは目に見えないので、「ストレスが原因で…」と言われると戸惑いますね。生理不順でホルモンバランスを崩す原因は、明確に特定できません。経過を見て気になる症状がある時は、早めに医師に相談しましょう。


2016/12/20

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

この記事の監修/執筆

専門家監修記事(Q&Aコメント)