乳がん検査

マンモグラフィー検査を受けたことがない。受けるべき?

放射線に対する不安があるため、これまで一度もマンモグラフィー検査を受けたことがないという女性からの相談です。マンモグラフィーを受けないままで良いのか、受けるとしたらどれくらいの頻度で受けるべきかといった質問に対し、専門家の皆さんはどのように答えているでしょうか。

乳房についての相談:「マンモグラフィー検診を受けたことがありません」

乳がんの早期発見のために、マンモグラフィー検診を受けた方が良いと分かっているのですが、放射線が怖くて一度も受けたことがありません。一応自宅で自分の手で触って確かめていますが、素人でもありますしよく分かりません。このままマンモグラフィー検診を受けずにいてもいいのでしょうか。受けるとしたら、どれくらいの頻度で受けるといいのでしょうか。触診だけの検診も受けられますか。(30代・女性)

マンモグラフィーなしでも検査は受けられます

マンモグラフィーを受けることに不安がある場合は、触診や超音波検査だけを受けることも可能です。しかし触診では見つからないものが、マンモグラフィーで見つかることはあります。

乳がん検診の一般的な流れは、問診を行ったあと医師が乳房を直接見たり、触診してしこりや異常がないか調べます。その後に超音波やマンモグラフィーで病変がないか調べ、病変が見つかれば組織検査を行います。マンモグラフィーの放射線の影響はほとんどありませんが、気になるのでしたら超音波検査だけでもいいですし、触診だけでも受けられます。(産科看護師)
マンモグラフィーで発生する放射線量は、特に身体に大きな影響を与える量ではありません。マンモグラフィーは絶対に受けなければならないわけでもなく、どうしても受けたくけなれば受ける必要はありません。ただし、がん病変全てが触診で分かるものばかりとは限りません。マンモグラフィーは、しこりとして触れる前の小さな病変を発見できる可能性があります。そのため、受けておいた方が良いとは思います。(看護師)

1年に1回の検査がお勧め

乳がんは、発見が早ければ早いほど乳房を摘出せずに済みます。早期発見のため、1年に1回の検診がすすめられています。

乳がんが進行すると、乳房全摘出に至ることもあります。早期に発見することで、手術をすることなく治療できます。検診を受けるのであれば、1年に1回検診を受けることをおすすめします。(看護師)

マンモグラフィー検査を受けたくない場合は、触診や超音波検査だけでも受けることが可能です。しかし、触診で分からなかった事がマンモグラフィーで分かる場合もあり、受けておいた方が良いようです。また、超音波検査とマンモグラフィーを併用することで、乳がん発見がより精度の高いものになります。早期発見のため、1年に1回は検査を受けることがすすめられています。


2016/12/25

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