乳がん

2016/12/26

乳がんの発症率を下げるためにはどうすれば良い?

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専門家監修記事(Q&Aコメント)

乳がんの発症率を下げるためにはどうすれば良い?

若くして乳がんになる人が多いため心配なので、乳がんの発症率を下げるために生活や食事を見直したいという相談が寄せられました。生活習慣や食事とがん発症率の関係や、触診で早期発見が可能かどうかについて専門家の皆さんはなんとアドバイスしているでしょうか。

乳房についての相談:「乳がんについて不安なこと」

33歳主婦です。最近若い人の乳がん発症のニュースを耳にしたり、乳がんで摘出手術を受けた友人がいて、時々不安になります。出産経験があると発症率は低くなると聞きましたが、生活習慣を見直し健康的な生活をすれば発症率をさらに下げられるのでしょうか。がんになりにくい食材についても知りたいと思っています。市の乳がん検診などありますが、触診がメインです。触診で引っかかるようだと、もう末期なのでしょうか。(30代・女性)

健康的な生活が健康的な身体を作り、発がんのリスクを減らします

健康的な生活を心掛けていても、さまざまな要因が絡み合ってがんを発症することはあり得ます。それでも、基本的には健康的な生活習慣が健康的な体を作り、結果としてがんのリスクを減らすことに繋がるのは間違いありません。

がんの発症には生活環境や食生活、がんになりやすい体質の遺伝など色々な条件が絡み合っており、健康的な生活を送っていてもがんや他の疾患を発症することがあります。例えば、喫煙していないのに肺がんを発症したり、減塩を心掛けていても高血圧になったりするのと同じことです。しかし規則的な生活で、バランスの取れた食事、適度な運動は健康的な身体をつくるのに基本になるため、発がんのリスクを減らすことになります。(産科看護師)

食事はバランス良く摂ることが大切

抗酸化作用のあるものや不飽和脂肪酸を含む食材ががん予防に良いといわれていますが、バランス良く食べる事が前提です。がん予防に良い食材ばかりを偏って食べるのは、よくありません。触診が早期発見のきっかけとなることもあり、触診で引っかかったら末期がんとは限らないようです。

食べ物はなんでもバランス良く食べてください。体に良いからと、偏った食事は逆効果です。がんのリスクを減らすには、色の濃い野菜や豆類・海藻類・きのこ類など、抗酸化作用のあるものが良いと言われています。(産科看護師)
がんになりにくい食材としては、大豆食品や魚などに含まれる不飽和脂肪酸が有効だと言われています。乳がんが見つかる時は、自分や他の誰かが触ったことがきっかけで発見することが多いです。触診で発見されたからといって、末期であるとは言えません。(看護師)
がんを早期に発見するには、定期的に検査を受けるしかありません。触診でしこりが見つかってもがんとは限りませんし、マンモグラフィーや超音波検査、最終的には組織を取ってがんであるかを調べます。(産科看護師)

健康的な生活を送っていればがんにならないという訳ではなく、健康な身体を作るために基本的な事を行う事で、がんのリスクを減らすことに繋がります。がん予防に良いとされる食材を積極的に摂りながらも、バランスの取れた食生活を送りましょう。触診が早期発見のきっかけになる事も多いようです。触診だけでなく、超音波検査やマンモグラフィー等の検査についても、やはり定期的に受ける事が早期発見に繋がります。


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