乳がん

2016/12/28

乳癌になると乳首に影響が出る?

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専門家監修記事(Q&Aコメント)

乳癌になると乳首に影響が出る?

今回は30代の女性からの相談です。左の乳首が外向きの相談者ですが、乳癌のせいで乳首の向きに影響が出ると言う話をテレビで見て、不安になっています。専門家からはどのような回答が寄せられたのでしょうか。

乳癌についての相談:「乳首の向きは乳癌と関係ありますか?」

乳癌は乳首が変な方を向くので分かる事がある、とテレビで言っていました。私は左胸だけ乳首が外を向いているので、不安になりました。角度や向きなど詳しい判別基準はあるのでしょうか。自分で触った範囲ではしこりはないと思うのですが、素人なので自信がありません。また年々陥没しているように見えるのは、歳のせいでしょうか。放射能の影響が怖く、なかなか乳癌検診を受けられずにいます。(30代・女性)

腫瘍が出来た場合は乳首に影響も。年々陥没しているようなら受診して

腫瘍が出来ると組織が引っ張られ、乳首に影響が出る事があるようです。詳しい基準がある訳ではありませんが、年々乳首が陥没しているようなら受診した方がいいでしょう。

乳頭の下に腫瘍があれば組織が引っ張られ、乳首が陥没したり、変形したりします。判定の基準等はありません。年々乳首が陥没しているようなら、一度検査を受けた方が良いでしょう。(血液・腫瘍科看護師)

乳首の向きの角度が何度なら乳癌で、何度以下なら違うとは言えません。乳癌は決して少ない病気ではなく、日本人の場合は女性の発癌率の1位す。この統計も数年前のものですから、2016年はもう少し増えているかもしれません。(血液内科看護師)
しこりがないかセルフチェックされているようですが、しこりを感じないタイプの乳癌も存在します。年齢的にも30代ですし、30~40代で急激に増加するのも乳癌の特徴です。自信がなく不安に感じるのであれば、乳癌検診を受けて癌ではない事を確認しましょう。定期的に検診を受けてください。(血液内科看護師)

放射能が気になるなら超音波検査を。セルフチェックも心掛けて

放射能が気になるなら超音波検査を受けましょう。セルフチェックも正しい方法で行う事が大切です。

乳癌の検査は、超音波とマンモグラフィーがあります。短い間隔で何度も検査しなければマンモグラフィーの検査で放射能の影響は殆どありませんが、心配なら超音波検査を受けてください。ただ40歳からはマンモグラフィーも合わせて検診を受ける事をお勧めします。エコーだけでは不十分な場合もあるからです。 (血液・腫瘍科看護師)
セルフチェックする場合は、生理後2~3日経ってから行いましょう。立ったままの場合、鏡に向かい両腕を下げて力を抜きます。左右の乳房の大きさや形、乳頭に異常がないかチェックし、両手を挙げた状態でも同様にチェックしましょう。横になる場合は、仰向けで背中に枕を入れ、胸が広がるようにします。片方の手を頭の下に入れ、もう片方の手で乳房の内側から外側へと満遍なくしこりがないかチェックしましょう。(血液・腫瘍科看護師)

腫瘍が出来ると組織が引っ張られ、乳首に影響が出る事があるようです。乳癌検診には超音波検査もありますので、放射能が気になる場合は超音波の方を受けましょう。但しが40歳以降は、超音波検査だけでなくマンモグラフィーも一緒に受ける事をお勧めします。乳癌の発症率は決して低くはなく、年々増えてきています。30代になったら予防と早期発見を心掛けましょう。


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