乳がん検査

子育てに追われて乳癌検診に行く時間がない…いつまでに行けばいい?

子育てに追われると、自分のことが二の次になってしまうことも少なくありません。今回の相談者もそんな一人です。入浴時には欠かさず胸のしこりをセルフチェックしているものの、正しくチェックできているか自信がなく、乳癌検診はいつまでに行けばいいのか悩んでいます。専門家に聞いてみました。

乳癌についての相談:「子育てに追われ、検査に行く時間がありません」

子どもを妊娠出産してからは子育てに追われ、乳癌の検査に行く事ができません。胸にしこりがないか入浴時にセルフチェックはしているものの、ちゃんとできているか不安です。検査もマンモグラフィーにすべきか超音波検査にすべきか悩みます。早い方が良いのでしょうが、検査はいつ頃までに行けばいいのでしょうか。(20代・女性)

20代で発症する人が増加している乳癌。できるだけ早いうちから検診を

最近は20代で乳癌を発症する人が増えています。いつまでに検査すれば大丈夫というわけではなく、できるだけ早くから検査しましょう。

最近は20代で乳癌を発症する人も増えているため、いつ頃までに受ければ良いとはいえません。早いうちに検査する事をお勧めします。(血液・腫瘍科看護師)
検査はいつ頃までに受けておけばいいというわけではなく、定期的に受けることが重要です。20代では乳癌になる確率は低く、30~40代にかけて増えてきますが、20代だから癌にならないわけで事はありません。非常に少ないとはいえ、10代でなる人もいます。また、遺伝性乳がん家系の方は必ず検診を受けてください。(血液内科看護師)

エコーとマンモグラフィーは一長一短。セルフチェックは生理の後に

エコーとマンモグラフィーはどちらも一長一短があるようです。授乳中でも超音波なら受けられます。セルフチェックは生理後に月1回行ないましょう。

現在はすでに卒乳した頃でしょうか。授乳中は乳腺が発達していますから、乳癌の検査を受けても正しい判断ができません。また生理前も胸が張りますから、生理が始まって2~3日後から1週間くらいの乳房が柔らかい時期に検査を受けてください。 (血液・腫瘍科看護師)
エコーとマンモグラフィーにはそれぞれ一長一短があり、エコーではうまい医師ですと3mmほどの病変も見つけられますが、マンモグラフィーでは1cm以下の病変を見つけるのは難しいとも言われます。また、エコーでは石灰化した病変は見つけにくいとも言われます。若年者にはエコー、熟年者にはマンモグラフィーが有効とも言われます。(血液・腫瘍科看護師)

授乳中であっても超音波検査は可能です。あのとき検査を受けていれば、と後悔しないためにも、検査を受けることをお勧めします。(血液内科看護師)

子育て中はつい子どもを優先しがちですが、子どものためにも乳癌検診の時間を設けましょう。授乳中でも超音波検査なら受けられます。割合は少ないとはいえ、20代での発症はゼロではありませんので、後悔しないためにもできるだけ早く受けましょう。また、検診は異常がなくても2年に1回は受ける事をお勧めします。


2016/12/29

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