息抜き・小ネタ

2016/12/27

我慢してない?「おなら」はためると身体に負担が!

この記事の監修/執筆

Mocosuku編集部

我慢してない?「おなら」はためると身体に負担が!

日常的におならを我慢はしていませんか?
確かにおならをすることは、ちょっと、いや、かなり恥ずかしいことかもしれませんね。
音も臭いも気になります。

しかし、我慢してしまうことは身体にかなりのストレスを与えています。
一体どのような影響があるというのか、詳しくご説明していきましょう。

意外に知らない?おならの成分と音の正体

まずはおならは何でできているか、ということからお話しましょう。

おならの大半は、鼻や口からとり込んだ空気で、
窒素・炭酸ガス・水素・メタン・酸素で構成されます。
これらには、においはありません。

悩みのにおいが含まれるのは、食べカスが分解されて発生するガスの成分に
硫化水素が含まれている場合です。

大腸で分解される食べ物カスには、イモや豆類などの植物に由来するものと、
お肉や卵などの動物性たんぱく質に由来するものがあります。

このうち、においのもととなってしまうのは、動物性たんぱく質に由来するものです。
「悪玉菌」と呼ばれている腸内細菌が、
これらを栄養源として発酵・増殖してにおいが発生します。
繊維が多いイモ類などは、ガスを増やしますが、においはありません。

そして、においとともに気になるのが音ですね。
おならの音は、肛門括約筋(こうもんかつやくきん)が
溜まったガスをせき止められなくなって、瞬間的に吹き出したときに出る音です。

がまんしたおなら、その影響とは

時と場合によってはがまんも致し方ないことが起こりますよね?
あの時がまんしたおなら、どうなっているでしょうか。

出られなかったガスは腸内にとどまり、その圧力が腹痛を引き起こすと考えられます。
また、たまったガスは腸の消化吸収のはたらきや便の排泄運動を妨げてしまいます。

そうなると便秘につながり、有毒物質のガスが腸内環境を悪くするという悪循環をもたらします。
腸内環境の悪化は、発がん作用のある物質を作りだす引き金となり、
大腸がんの発生確率を上げることにもつながってしまいます。

さらに、おならの量やにおいに関係なく、人前でおならが出てしまうのではないか?
という恐怖とストレスで、余計にガスをためる原因をつくってしまうこともあげられます。

心身の状態でおならの状態も変化する

おならの量、回数、においなどには個人差があり、さらに体調によっても変化しています。
生きている限り、おならはこの瞬間もつくられていて、いずれは出るものです。

食事する時や水を飲むときに、わたしたちは必ず空気も飲み込んでいます。
とくに、早く食べる習慣の方は空気も多く飲んでしまいがちです。

また、「呑気症(どんきしょう:習慣的に空気を飲み込んでしまう)」が原因となったり、
緊張・ストレスを感じた時に、たくさん空気を飲み込んでしまうこともあります。
何らかのストレスを抱えている時には副交感神経がうまくはたらかず、
胃腸の動きも悪くなってしまいます。

イライラしている時にはよく噛まずに食べてしまいがちで、
胃腸の動きも鈍いうえに消化も進まず、その結果、ガスがさらに溜まっていきます。

おならのにおいを発生させる悪玉菌の「ウエルシュ菌」が腸内で優位になる要因は、
加齢と肉食に偏った食事といわれています。

腸内細菌は、消化吸収の補助、感染防御、ビタミンの合成、免疫系としてのはたらきなど、
重要な役割を担っています。

おならをためない!そのためには?

おならをためないためには、以下のことに気をつけましょう。
おならの悩みだけでなく、健康にもつながるものですので、ぜひ参考にしてください。

早食いなど、空気を飲み込むような習慣を減らす

緊張、ストレスを解消する

便秘を改善する

緊張、ストレスを解消する

腸を刺激する軽い運動、ウォーキングが効果的です。
就寝前のストレッチなどはストレス解消や快眠にもつながります。
規則正しい生活リズムや十分な睡眠を確保して、自律神経のバランスを整えることもお忘れなく。

腸内環境を整える

善玉菌を増やすこと。
先にあげた適度な運動やストレス解消のほか、
善玉菌の栄養源となる食品を、毎日の食事にとりいれるようにしましょう。

食物繊維を含む食品(穀物・イモ類・豆類・海藻・キノコ類・根菜)や、
乳酸菌を含む食品(ヨーグルト・チーズ・味噌・納豆など)があてはまります。
ただし、食べ過ぎは禁物です。
注意しましょう。

<執筆者・監修者プロフィール>

執筆:井上 愛子(保健師・助産師・看護師・保育士。株式会社とらうべ社員、産業保健(働く人の健康管理)のベテラン)

医療監修:株式会社 とらうべ(医師・助産師・保健師・看護師・管理栄養士・心理学者・精神保健福祉士など専門家により、医療・健康に関連する情報について、信頼性の確認・検証サービスを提供)

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