薬(処方薬・市販薬)

妊娠中に花粉シーズン到来。薬は服用可能?

年々、増加傾向にあると言われている花粉症。毎年花粉が舞う季節は、耳鼻科に多くの患者さんが訪れます。花粉症を抑えるためにはアレルギー薬が効果的ですが、妊婦さんが飲んでも問題ないのかどうか、看護師さんたちに答えていただきました。

花粉症の薬について妊婦さんからの相談:「辛い花粉症。妊婦でも飲めるアレルギー薬はある?」

現在妊娠7週です。毎年花粉症のシーズンは耳鼻科でアレルギー薬をもらっていましたが、妊娠初期は薬が飲めないと聞き、まもなく迎える花粉シーズンを思うと心配でたまりません。妊婦でも飲めるアレルギー薬はあるのか、また薬以外でアレルギーを抑える方法があれば教えてください。(20代・女性)

妊婦さんでもアレルギー薬の服用は可能

薬の種類によっては妊婦の服用が禁止されているものもありますが、アレルギー薬に関しては妊娠中でも飲めるものはあるので、薬局や病院で処方してもらってください。また日頃から、外出時はマスクをするなど花粉を寄せ付けないように心がけましょう。

妊娠中でも使える鼻炎薬や点鼻薬があります。ストレスでもアレルギー症状が強くなるので、あまり心配しすぎないでください。市販薬の場合「妊婦は注意」などの表記があるものは避け、事前に薬剤師や主治医に相談してから購入しましょう。心配なら、主治医に処方してもらってください。 (産科看護師)
今まで内服していた薬より多少効果は劣るかもしれませんが、妊娠中に内服可能なアレルギー薬もあるので産科か耳鼻科に相談してみてください。妊娠中は、体調や体質の変化でアレルギー症状が酷くなる人もいるので、きちんと薬でコントロールしておいた方がよいですよ。(内科看護師)
睡眠をしっかりとり免疫力を低下させない、花粉の季節は外出を控える、外出時はマスクを着用するように心がけましょうできれば花粉専用のマスクがよいですが、普通のマスクでも水で湿らせたガーゼを挟んでおくと、花粉の侵入を90%以上防ぐことができると言われています。帰宅時は、玄関前で服についた花粉を叩き落としてから家に入るようにしましょう。(産科看護師)

花粉の時期は食生活にも注意が必要

食べるものによっては、鼻を刺激して更に鼻水が増えたり、アレルギーの症状が悪化することもあると看護師さんは説明しています。

野菜や果物や海藻類などで、ビタミン・ミネラルを多く摂りましょう。唐辛子やコショウなどの刺激物は鼻を詰まりやすくし、冷たい飲み物や脂っこいものは鼻汁を増やすので控えてください。(産科看護師)
花粉症の時期は、白樺に由来するバラ科の果物は、食べるのを極力控えた方がよいと言われていて、杉や白樺の時期は、豆乳を飲むとアレルギー症状が悪化する人もいるそうです。(内科看護師)

妊娠中でもアレルギー薬は服用可能なので、早めに担当医に相談してみてください。外出時のマスクや、睡眠をしっかりとり疲れを溜めないなど、できることから花粉症対策を始めましょう。


2015/03/12

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