授乳量

お腹が空いて泣く時は、どんどんミルクをあげていいですか?

赤ちゃんを育てるママにとって、母乳の出が悪いときにミルクは心強い存在です。しかし母乳は授乳した量が分かりにくく、ミルクをどのくらい足せばいいのか迷うこともあります。生後1カ月の赤ちゃんのママからの相談に、看護師さんはどのように回答しているでしょうか。

0細のママからの質問:「赤ちゃんが泣いていたら、不定期にミルクをあげても大丈夫ですか?」

生後1カ月の赤ちゃんを育てています。当初は母乳育児を目指していましたが、母乳の出があまり良くないので、ミルクを足しています。足す量は50mlくらいですが、その後またお乳を吸わせ、それでも欲しがる時はまたミルクを追加します。お腹が満たされるまで与えないと暴れます。しかし明らかに空腹ではないのに泣いている場合もあり、その都度ミルクを飲ませても大丈夫でしょうか。(30代・女性)

ミルクは月齢に応じた量を守りましょう

母乳の場合は赤ちゃんが欲しがる度にあげても大丈夫ですが、ミルクは月齢に応じた量を3時間以上空けて与えましょう。

ミルクは消化に時間が掛かる上に母乳よりもカロリーが高く、飲み過ぎると体重の増え過ぎも懸念されるので、母乳のように欲しがる度に欲しがるだけ与えるのは控えた方がいいでしょう。(産婦人科看護師)
ミルクは記載されている月齢に応じた哺乳量を守り、3時間以上空けて授乳するようにしましょう。前回のミルクの授乳時間から3時間経っていないなら、母乳のみを与えて下さい。(産婦人科看護師)
母乳とミルクの混合の場合は、最初に母乳を与え、足りないようであればミルクを足すようにしましょう。赤ちゃんが吸わないと母乳は作られなくなってしまうので、母乳育児を継続したい場合は必ず母乳から与えるようにし、ミルクは必要な時のみに追加するようにしましょう。(産婦人科看護師)

母乳育児のためにママの食事も気を付けて

母乳育児を継続する場合は、母乳を先に与えましょう。生後間もない赤ちゃんは母乳を上手に飲むことが出来ませんが、成長と共に1回に飲める量も増えていきますから、根気強く続けてみましょう。

生まれたての赤ちゃんは吸う力が弱く、上手に飲めません。赤ちゃんが上手く吸ってくれないと、母乳の出も悪くなります。授乳時間は片側5~10分を目安に、縦抱っこや横抱っこで乳首全体から吸わせてください 。 (産婦人科看護師)
授乳の前にはおっぱいをマッサージし、乳首をつねっておっぱいが出ているか確認してから授乳してください。授乳後も欲しがるようでしたらミルクを足してもいいですが、まずはおっぱいをあげてください。(産婦人科看護師)
お母さんは脂っこいものを控えて、タンパク質やビタミンなどおっぱいが美味しくなる食事を心掛けてください。また貧血になりやすいので、鉄分や葉酸、水分も十分に摂ってください。もう少しすると1回の飲む量が増えてくると思います。あまりミルクに頼らず、母乳を優先してください。(産婦人科看護師)

母乳は欲しがるだけ与えても問題ありませんが、ミルクの与え過ぎは過度な体重増加を招くこともあるので、注意しましょう。美味しい母乳が出るように、ママの食事は脂っこいものを控え、たんぱく質やビタミンを積極的に摂りましょう。


2017/01/08

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