授乳量

2017/01/09

授乳中に寝るのは母乳が足りてないから?

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専門家監修記事(Q&Aコメント)

授乳中に寝るのは母乳が足りてないから?

赤ちゃんがおっぱいを吸いながら寝てしまうのは、母乳が足りないからでしょうか。今回の相談は生後1カ月の赤ちゃんについてです。いつも授乳中に寝てしまっては頻繁に泣くため、ミルクを足そうと考えているママですが、どのくらい足すべきかが分かりません。専門家に聞いてみました。

0歳のママからの相談:「途中で寝てしまう赤ちゃんに、ミルクは足した方が良いですか?」

生後1カ月ですが、完全母乳で育てています。左右5分ずつ飲ませていますが、途中で寝てしまい、頻繁に泣くため足りていないのか心配です。ミルクはどれくらい足せばいいのでしょうか。産院では母乳を飲む前と後で体重を測り、それに合わせて看護師さんがミルクを持って来てくれました。家ではその都度測るわけにもいかず、困っています。(30代・女性)

赤ちゃんにとっておっぱいを吸うのは大変。ママに触れている安心感も

生まれてまもない赤ちゃんにとって、おっぱいを吸うのは重労働です。ママに触れている安心感も手伝って眠ってしまうようです。

授乳中に寝るのは安心するからです。寝てもすぐに起きておっぱいを欲しがるなら、飲み足りないのかもしれません。生後1カ月だと吸う力が弱く、1回の量も少ないでしょう。もう少ししたら上手に飲めるようになり、1回の量も増えてきます。 (産科・婦人科看護師)
赤ちゃんにとって授乳は大変な運動です。母乳は顎の力を使うため、汗だくでおっぱいを吸うこともあり疲れて寝てしまうことも多いです。またお母さんの肌に触れ、心臓の音を聞きながらで安心することもあります。授乳中に寝ては1時間もしない内に起きておっぱいを欲しがるなら、寝そうな時に足の裏をくすぐり起こして飲ませても良いでしょう。(看護師)

足りているかの目安は排泄量や体重変化。ミルクはおっぱいの後にあげて

足りているかは、排泄量と体重で判断出来ます。母乳は授乳の間隔が空くと出にくくなるため、母乳を与えた後にミルクを足しましょう。

母乳が足りているかは「尿」、「便」、「体重」で判断します。尿や便の量が減っていない、体重が1週間で150~200gずつ増えているなら問題ないです。毎回授乳の前後で体重測定をする必要はありません。(看護師)
母乳の出が悪いと吸っても出ないので、疲れて寝ることがあります。生後2~3カ月は母乳の出が少なかったり、母乳が出にくいことがあります。そんな時は母乳の後にミルクを80~120ccほど与え、次のミルクまで3時間は空けましょう。母乳は頻繁に吸われることで作られます。ミルクを足し過ぎると授乳時間が空き、母乳が作られなくなります。昼間はなるべくおっぱいを吸わせ、その後にミルクを足しましょう。(看護師)
足りているかは体重やおしっこ、うんちの回数、寝付きの良さやご機嫌で判断します。毎日同じ時間に抱っこして体重を測り、お母さんの体重を引けば目安になります。生後3カ月までは一日20~30g増が目安ですが、成長曲線内に収まれば問題ないです。おしっこが5回以下、便秘したり、寝つきや機嫌が悪いと足りないと考えられます。母乳の後に50ml程ミルクを足しましょう。(産科・婦人科看護師)

赤ちゃんは頑張っておっぱいを吸っているのですね。疲れと併せてママに触れている心地良さから、途中で寝てしまうようです。ミルクが足りているかについては、排泄量や体重変化を目安にしましょう。


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