むくみ

2015/03/12

臨月が近く、全身がむくみます… 

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専門家監修記事(Q&Aコメント)

臨月が近く、全身がむくみます… 

妊娠中に起こる体調の変化の一つがむくみです。水分と塩分の摂取など気をつけているのに、ひどくむくんでしまうことに悩むママから相談がありました。看護師さんたちはどのように答えているでしょうか。

プレママからの相談:「塩分と水分に気をつけて運動をしていても、むくみが治まりません。」

臨月が近く、全身、特に足がむくんでパンパンになります。大きなサンダルさえ入らなくなってしまうほどです。むくみ防止のため毎日散歩をしていますが、歩けば歩くほど手の方もむくんできてしまいます。水分や塩分にも気をつけてはいますが、むくみがとれません。医師には塩分と水分、運動について毎回注意されてしまいます。どうしたらよいでしょうか。(30代、女性)

妊娠中は血液中の水分が増え、むくみます

妊娠中は、赤ちゃんに栄養を送るための血液量増加やホルモンの影響でむくみやすくなると教えてくれました。

妊娠すると血液量が増え、34週頃には通常時の約1.5倍に増加します。ただし血液全体が増えているわけではなく、血液中の水分が増加するため全身がむくみやすい状態になります。(産科・婦人科看護師)
妊婦さんは赤ちゃんに栄養を送るため血液量が増えることや、ホルモンの影響で体内の水分量と血液量のバランスが崩れるため、むくみやすくなります。(産科・婦人科看護師)

血行を良くし、カリウムを摂りましょう。

むくみ改善のためには、マッサージや運動、入浴などで血行を良くすることが大切です。また、ナトリウムを排出する作用がある、カリウムを含む食事をするようアドバイスしてくれました。

血行を良くするために、湯船でよく温まってください。湯船で温まる→シャワーの水でふくらはぎを冷やす→湯船につかる。これを数回繰り返すと、足の血行が良くなります。お風呂あがりに足をマッサージするとより効果的です。歩くのが辛い時は、家の中で足踏みする、座った状態で片足ずつ曲げ伸ばしする、足首を回す、立ったまま両足首を上下に動かすなど、家の中でもできる範囲で運動してみてください。(産科・婦人科看護師)
むくみの解消に温かい杜仲茶が良いと言われています。足のむくみがひどい時は、クッションなどで足を高くして、横になって休んでください。(産科・婦人科看護師)
ウォーキングは体重増加を防ぎ、気分転換も図ることができます。ゆっくりとしたペースでも、手足を意識的に振り、呼吸を整えながらリラックスして歩くと良いでしょう。マッサージも体内に溜まった老廃物を排出させ、血液循環の改善につながります。むくみ解消に効く専用の靴下もあります。身体を締め付けないサイズを選んで活用してみてください。(産科・婦人科看護師)
食事は塩分を控えると共に、カリウムを含む食品を取るのがお勧めです。カリウムには体内に含まれる塩分を尿として排出する働きがあります。りんごやバナナ、グレープフルーツやスイカなどの果物や、キュウリやナスなどの野菜、海藻などにも含まれています。(産科・婦人科看護師)

むくみの解消には、身体を温め血行を良くすることが大切です。運動やマッサージを行い、入浴でじっくりと身体を温めましょう。塩分の摂取を控えると同時に、カリウムを含む食事を摂ることもポイントとなります。


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