産後の骨盤

断乳をきっかけにいきなり太るように…原因は骨盤の歪み?

産後の体型に悩む人は少なくないようです。今回の相談者も、その一人です。産後、順調に落ちていた体重が1年半過ぎて断乳した頃から増え出したと悩んでいます。これは骨盤の歪みが原因なのでしょうか。専門家に聞いてみました。

産後の不調についての相談:「断乳後、体重が落ちなくなった原因は骨盤の歪みですか?」

産後2年が経ちます。母乳育児だったこともあり、断乳するまでの1年半は体重が産前と同じまでにすぐに落ちたのですが、断乳してからは太る一方です。骨盤が歪んだままだと体重も落ちにくくなる、とネットで見たのですが本当でしょうか。産後すぐから骨盤ベルトをしっかり締めていましたが、もう一度締めた方がいいのでしょうか。また、矯正などの治療を受けるべきでしょうか。(20代・女性)

骨盤の歪みは太る原因に。歪みがあるかどうかチェックして

骨盤の歪みは太る原因となります。何もないところで転んだり、目をつぶって片足で立てないことがあれば、歪んでいる可能性があります。

産後に太る原因として代表的なものが、骨盤の歪みです。妊娠出産で赤ちゃんの居場所や産道を確保すべく骨盤が広がり、3~4カ月、一説には6カ月までに元の位置に戻ろうとします。しかし妊娠中の筋力低下やストレス等で、元に戻らないままも多いです。歪んだままだと血行が悪くなり、代謝が低下して下半身に脂肪が付きやすい状態となり、腰痛・冷え症・生理痛・便秘などを引き起こします。(看護師)
何もないところで転んだり、片方の靴だけ磨り減る、仰向けに寝ると左右の足の開きが異なる、目をつぶった状態で片足で10秒以上立てないことがあれば、骨盤が歪んでいると考えられます。(産科・婦人科看護師)
最近は出産していなくても、骨盤が歪んでいる女性が多いです。骨盤の歪みは生理不順・浮腫み・不妊の原因になる場合もあります。また、代謝が悪くなるため肥満になりやすいです。(産科・婦人科看護師)

歪みがあれば専門家に相談を。食生活が原因となることも

自己判断せず、専門家に相談しましょう。断乳後の食習慣が太る原因になることもありますので、食生活も見直しましょう。

体操や矯正ベルトの着用など骨盤の歪みを治す方法はいくつかありますが、間違った方法では歪みを酷くすることもあります。自己判断で対処せず、整形外科や整骨院で専門家に相談しましょう。(看護師)
断乳後に太る人は非常に多いです。断乳後は母乳を作る必要がなくなり、食欲や消費エネルギーが減ったにも関わらず、授乳中の間食習慣や食事量が続いていたり、育児で食事の時間がバラバラだったり、バランス良い食事をする余裕がないことで食生活が乱れると、太る原因となります。断乳後の食習慣を見直す必要もあるでしょう。(看護師)
骨盤の歪みは産後半年を経過すると、戻りにくくなります。2年経過しているのなら、骨盤ベルトの効果があるかは分かりません。歪みの矯正であれば整骨院や矯正体操、ダイエット目的であれば運動や食事のコントロールの方が効果があるかもしれません。(産科・婦人科看護師)

骨盤の歪みは、太る原因となります。歪みをチェックし、専門家に相談しましょう。断乳後も授乳中と同じ食習慣を続けていると、これも太る原因になります。食生活も見直しましょう。


2017/01/11

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