産後の骨盤

2017/01/12

骨盤の歪み?骨盤ベルトを中断したら腰痛が…

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専門家監修記事(Q&Aコメント)

骨盤の歪み?骨盤ベルトを中断したら腰痛が…

産後の骨盤矯正は約6カ月が目安です。骨盤の歪みを矯正する目的は、体型を整える・産後の肩こりや腰痛を予防することにあります。骨盤矯正を中断して骨盤周りの症状が現れた場合、骨盤ベルトを再開したほうがいいのでしょうか。専門家に聞いてみましょう。

産後7カ月のママからの相談:「産後3カ月で骨盤ベルトを中断。腰の痛みは骨盤の歪みが原因?」

産後すぐから骨盤ベルトや骨盤矯正用のガードル等を使用してきましたが、産後3カ月から体型も元に戻りベルトを着けなくなりました。産後7カ月の今、体型は維持出来ていますが、腰や足の付け根辺りが痛むことが度々あります。この痛みは骨盤矯正を止めたためでしょうか。やはり6カ月くらいまではしっかりケアすることが必要なのでしょうか。(30代・女性)

骨盤矯正の期間は産後6カ月、ベルトは2~3カ月が目安

産後の骨盤矯正の期間に関しては、専門家の間でも様々な見解があり「6カ月」はあくまでも目安として捉えましょう。「6カ月」の根拠は、「骨盤が柔らかいうちが矯正しやすい」ということです。

産後の骨盤矯正の期間は6カ月が目安ですが、専門家によって様々な見解があるため断定は出来ません。骨盤を緩めるホルモンが多少作用し続ける2カ月までが効果的、骨盤が緩んでいる6カ月まで必要などと意見は様々です。また、骨盤ベルトの長期使用は骨盤周囲の筋力を衰えさせてしまう可能性があるため、使用期間は2カ月間程度に留めた方が良いという意見もあります。(看護師)
一般的に産後半年までは矯正体操や、骨盤ベルトを使用した方がいいと言われていますが、ベルトの使用は産後2~3カ月までが目安です。妊娠すると骨盤を柔らかくするリラキシンというホルモンが分泌され、妊娠40週目くらいにピークに達します。産後しばらくはこのホルモンの影響が続き、骨盤が柔らかくなっていますから、骨盤が柔らかいうちが矯正しやすいと言われています。(産科婦人科・看護師)

産後の育児は骨盤が歪む原因。痛みがある時は早めの受診を

産後の骨盤は柔らかい状態なので、歪みやすいことを覚えておきましょう。産後に骨盤を歪ませる原因として、育児や運動不足が大きな要因です。

産後は、赤ちゃんを長時間抱っこしたり、授乳などで不自然な姿勢を続ける場面が増えます。さらに運動やストレッチをする時間もありませんので、骨盤が歪む可能性が大きいです。腰痛や下肢の違和感があるのでしたら、早めに受診して適切な診察と治療を受けることをお勧めします。(看護師)
産後は普段の日常生活に加え、抱っこなど腰に負担をかける姿勢を続けてさらに骨盤が歪みやすい状況にあります。半年を過ぎても軽い運動や体操を行ったり、背筋を伸ばして正しい姿勢を心掛けてください。(産科婦人科・看護師)

産後半年は骨盤が歪みやすい状態です。妊娠中、出産後、育児中に関わらず、姿勢がが悪いと身体に何かしら影響を与えます。今後腰痛やその他の症状が続く場合は、早めに受診してください。


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