体重管理

妊娠中の体重管理で心がけたい6つの方法

妊娠中はむくみやすく、体重を管理するのも容易ではありません。体重管理に悩む質問者さんに、看護師さん達が体重管理やむくみに有効な方法を提案しています。

26歳女性からの質問:「体重管理が上手くできません」

妊娠6カ月、安定期に入りつわりもなくなってきました。つわりがないのは助かりますが、体重の増加を毎回指摘されています。妊娠高血圧症候群にならないように気をつけているものの、むくみであっという間に1日1キロ太る事もあります。うまくコントロールできる方法はありますか?(26歳・女性)

むくみを防止し、食事に気をつける

日頃のちょっとした心がけでむくみを改善する方法はあるようです。また、塩分の摂りすぎなどに注意しましょう。

妊娠中は下半身の血行が悪く、ホルモンバランスの影響で特にむくみやすくなります。お風呂は湯船でしっかり温まり、ふくらはぎに冷たいシャワーをかけて再び湯船で温まります。これを数回繰り返すと足の血行がよくなります。マッサージするとより効果的です。(産科・婦人科看護師)
下半身を冷やさずストッキングや靴下は厚手のもの、むくみ防止効果のあるものを。座りっぱなしも避け、時々立ち上がって足踏みしたり、座ったまま足首を回して軽い運動をしてください。(産科・婦人科看護師)
高脂肪の食事、スナックや洋菓子は控え、根菜や生姜、ネギやニラを使った料理で身体を温め、カリウムを含むキノコ類、海藻類、パセリ、トマト、バナナやリンゴ、ビタミンBを含む、さんま、いわし、レバーや大豆製品で、老廃物を排出しやすくしましょう。塩分や水分の摂りすぎもむくみの原因になるので、塩分と夜間の水分は控えたほうがいいでしょう。(産科・婦人科看護師)
水分摂取はたんぽぽ茶、杜仲茶、とうもろこしのひげ茶が利尿作用があり、むくみを解消するといわれています。バランスのとれた食事を心がけ、腹八分で、量は控えめに。妊娠中期の1日の摂取カロリー目安は2000~2200kcalです。(産科・婦人科看護師)

体重を上手く管理する6つのポイント

以下6つのポイントを参考に、体重管理をしてみるとよいでしょう。

体重が増え過ぎると妊娠高血圧症候群(妊娠中毒症)の危険性が高まり、早産や巨大児になるため、体重コントロールは大切です。体重を増やしすぎないようにするには、

1.1日の摂取カロリーを控える:
妊娠中期の必要カロリーは1日2050kcal。食事と間食も含めてこの範囲内に収まるよう心がける

2.1回の食事量を減らし低カロリーなものにする:
脂肪や糖の多い食品は体重が増える原因になるので、間食には小魚や海藻類、こんにゃくゼリーやおからクッキーなど、健康的なものを選ぶ

3.適度な運動を心がける:
出産に必要な筋肉を鍛え、ストレス解消や過食時の過剰なエネルギーも消費

4.塩分は控えめに:
塩分の摂取によって身体がむくみやすくなり、体重増加につながります。

5.カリウムを積極的に摂る:
カリウムは体内のナトリウムを尿中に排出させる作用があり、尿量を増やしてむくみを改善します。カリウムを豊富に含む食品、豆製品や魚類、海藻類を積極的に摂るようにしましょう。

6.お茶を活用:
尿を出やすくしてむくみを解消する杜仲茶、ハトムギ茶、どくだみ茶、たんぽぽ茶、ジンジャーティーなどノンカフェインのものが有効。お茶を飲むことで口寂しいのを紛らわせることもできます。(一般内科・看護師)

塩分やカロリーの摂りすぎに注意し、上記の項目を常に心がけておくと、体重増加を防ぐのに有効なようです。


2015/03/14

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