産後うつ

出産翌日から涙が止まらないのは、産後うつですか?

赤ちゃんが無事生まれ一緒に生活できることは幸せなことだと考えられていますが、実は産後うつに悩むママも少なくありません。出産翌日から涙が止まらず、自己嫌悪に陥ってしまったママからの相談に、看護師さんたちはどのように答えているでしょうか。

ママからの相談:「赤ちゃんはかわいいのに、出産翌日から涙が止まらず苦しいです。」

先日出産し、その翌日から涙が止まらずどうしたら良いかわかりません。本当なら子供が生まれて嬉しいはずなのに、赤ちゃんの顔を見るのも辛いです。赤ちゃんはとても可愛いのに、そんな自分に自己嫌悪になりとても苦しいです。いつまでこんな状態が続くのでしょうか。これは産後うつという状態でしょうか。家族に相談しても「そのうち治るよ」としか言ってくれないので、不安で仕方ありません。(20代、女性)

我慢せず泣いて、疲れたときは休んでください

マタニティブルーは多くのママが経験します。その原因は育児疲れやプレッシャー、女性ホルモンの急激な変化と言われています。自然に解消されますが、疲れた時は無理せず休んで、泣きたいときは泣くことが大切だと教えてくれました。

産後、マタニティーブルーになる方はたくさんいらっしゃいます。時間の経過で自然に解消されますが、ご本人は、毎日不安なことでしょう。産後の情緒不安定は、急激に減る女性ホルモンの影響、育児や産後の疲れ、睡眠不足、ちゃんとやらなければというプレッシャーやストレスによるものと言われています。(産科・婦人科看護師)
自分を責めてはいけません。できることを一つずつやり、疲れたら休むこと。家事は家族に協力してもらいましょう。赤ちゃんが寝ている時は一緒に休んだり、好きな音楽を聴いたり、自分の時間を作って気分転換してください。泣きたい時は我慢せず泣きましょう。育児が上手くできなくても、ちゃんと慣れてきますから、赤ちゃんと一緒に成長する気持ちで取り組んでください。(産科・婦人科看護師)

不安があれば心療内科受診を検討してみて

マタニティブルーが長引くとうつ病へ進行することもあるため、心配な場合は心療内科などの受診をご検討ください。家族の協力についてもアドバイスがありました。

先輩ママ友の意見も聞いてみてください。同じ経験をした方がいらっしゃるでしょう。マタニティーブルーは一過性のものですが、症状が長く続くとそのまま産後のうつ病に移行する方もいます。保健師に相談したり、専門医のカウンセリングを受けてもよいでしょう。とにかく、一人で思いつめないことです。(産科・婦人科看護師)
不安を抱いているようですので、早い段階で心療・精神内科を受診されることをおすすめします。産科の主治医に相談してみてもよいと思います。症状を知って協力してもらう必要があるため、1人ではなく、ご主人やご家族の方と一緒に行ってください。(看護師)
実家に帰り静養することも大事です。全部自分でやらなくてはいけないというストレスもなくなり、お母様に甘えることができ安心できます。周りに「頑張って、焦らないで」などの声掛けをしないでほしいと、伝えておいても良いでしょう。(看護師)

マタニティブルーは自然に解消されますが、長引かせないためには一人で頑張りすぎないことが大切です。家族の協力を得たり、先輩ママや専門家へ相談するのも良いでしょう。


2015/03/15

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