発熱

11カ月、熱で夜間救急を受診する目安が分からない

子どもが夜中に高熱を出すと、不安でたまらなくなります。夜中の発熱時に夜間救急に行くべきかの判断基準に悩むママからの相談に、看護師さんはどのように答えているでしょうか。

生後11カ月の子どものママからの相談:「夜40℃くらいの高熱が出た際、夜間救急に行くべきか判断が出来ません」

生後11カ月の息子が、初めて熱を出しました。小児科を受診した時は38℃くらいで、熱があってもぐったりしていなければ大丈夫と言われました。その日の夜、寝苦しそうで体温を測ったら40℃もありました。夜中なので夜間救急に連れて行くべきか判断がつかず、不安で朝まで抱っこで寝かせました。夜中だと自分で判断が出来ないので、不安だったら夜間緊急に連れて行ってもいいのでしょうか?(30代・女性)

発熱時は、様子をしっかり観察して

発熱時は、熱性けいれんなどの心配もあるので様子をしっかり観察してください。心配な時は電話相談を利用するといいでしょう。

高熱が出ると熱性けいれんを起こす場合もありますので、子どもの様子をしっかり観察しましょう。ぐずりながらでも眠っている・呼吸が穏やか・尿もいつも通り出ている・水分が摂れているようであれば、様子を見て大丈夫でしょう。嫌がらなければクーリングをしてあげながら、朝まで様子を見ましょう。(看護師)
自分では判断出来ず心配でしたら病院に連れて行ってもいいですが、動かすことで症状が悪化したり、長く待たされて体力を消耗する場合もあります。赤ちゃんが泣かない、呼吸が早いなど明らかにいつもと違うようでしたら、ぐったりしていると考えていいでしょう。心配な時は「#8000」に電話すると、地域の小児救急電話相談事業所につながり、小児科医や看護師が相談に乗ってくれます。(呼吸器科看護師)

呼吸が苦しそう等の様子が見られたら救急外来へ

夜間の救急外来を受診すべき目安を教えてくれました。救急へ行くまではなくとも、発熱した場合は受診を検討した方がいいようです。

熱が41℃以上に上がる・呼吸が苦しそう・顔色が悪い・名前を呼んでも反応が鈍い場合には、救急外来を受診しましょう。夜は熱が出やすく、朝になれば自然と下がることもあります。朝に解熱していても、夜の発熱が40℃近い場合は、朝一で受診することをお勧めします。私の娘が40℃近い発熱を起こした際、朝には熱が37℃台まで下がったため2~3日様子を見ていたのですが、中耳炎を併発してしまいました。(看護師)
ただの風邪であっても、気管支炎・肺炎・中耳炎などが合併する場合や、発熱を伴う他の病気である可能性もあります。38℃以上の発熱がある場合は、病院を受診してください。熱以外の症状(咳・目の充血・浮腫み・発疹・下痢など)にも注意して観察し、医師に伝えられるようにするといいでしょう。(看護師)

保冷剤で熱を下げる方法も

発熱時の対応について、アドバイスがありました。

熱を出しても、飲めるようなら欲しがるだけ授乳してください。熱を下げるには、手首・鼠径部・脇の下など大きな動脈が通る部分を保冷剤や冷たいタオルで冷やしてください。冷やすのは全身ではなく一部分だけにして、冷やし過ぎないようにしましょう。一気に熱を下げると、脱水を起こすことがあります。(呼吸器科看護師)

呼吸が苦しそう、泣かないなど明らかに様子がおかしい状態が救急外来を受診する目安となります。他の病気を併発することもあるので、38℃以上の発熱がみられたら受診しましょう。


2017/02/03

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