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2017/01/31

子どものアトピー性皮膚炎の原因は何?

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子どものアトピー性皮膚炎の原因は何?

現代ではアトピー性皮膚炎になる子どもが多く、昔ほど珍しくありません。なぜアトピーの子どもが増えているのでしょうか?今回は、その原因について解説します。

アトピー性皮膚炎とは?どんな症状が見られる?

アトピー性皮膚炎とは、アレルギー反応と関連があり、皮膚の湿疹やかゆみが反復的に起きる過敏症の一種です。
アトピー性皮膚炎の症状としては、まず一番にかゆみ、皮膚の乾燥や湿疹などが挙げられます。また、特徴的な皮膚症状としては、乳児期は一般的には生後1~2ヶ月頃から湿疹がみられます。顔や首の赤みから始まり、次第に下降します。幼少期は手足やわき腹、肘、膝の湿疹が多く見られます。

アトピー性皮膚炎の子どもが増えた原因は?

上述の通り、アトピー性皮膚炎のはっきりとした原因はわかっておらず、原因に関しては諸説存在します。

・腸内や肺、表皮などに存在する細菌そうのバランスの乱れ
・遺伝によるもの
・栄養によるもの
・環境によるもの 他

中でも、食生活の変化による影響が大きいのではないかとされています。昔は白米に味噌汁、漬物、納豆、魚などが食生活の中心でしたが、肉や乳製品などの動物性タンパク質、小麦を多く摂る欧米の食文化が日本に来てから、日本人の腸内細菌のバランスが崩れやすくなった、といわれています。白米や野菜など比較的消化しやすい和食中心で育ってきた日本人は、体もそういった食事に適応するようにできており、欧米人のように肉をたくさん食べる体にはなっていないのです。

また、最近では室内に空気の流れが滞りやすい高層マンションに住む方が昔と比べて多くなりました。風通しが悪いと、ダニやカビなどのアレルゲン(アレルギーの原因となり得るもの)が発生しやすくなり、気づかぬうちにアレルゲンを体に大量に取り込んでいることも考えられます。できる限りアレルゲン(だと考えられるもの)は生活から取り除くようにしておくと良いでしょう。

まとめ
肌を掻きむしって痛々しい姿になっている子どもを見ると、心が痛みますよね。食生活は洋食ではなく和食中心にしたり、アレルゲンを避けるなど、無理のない範囲でできることから始めていきましょう。


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