突発性発疹

2017/02/02

1歳までに起こることが多い突発性発疹、その原因とは?

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1歳までに起こることが多い突発性発疹、その原因とは?

生後6カ月~1歳になるまでの間によく見られる突発性発疹。それまで熱を出したこともなかったのに、突然の高熱でびっくりするでしょう。今回は、突発性発疹の原因について説明します。

突発性発疹とは?

今まで熱を出したことのなかった赤ちゃんが急に40度近い熱を出し、熱が下がるのと同時に全身に発疹が現れる感染症です。季節関係なく発症します。99%近くが1歳未満で発症しますが、稀に1歳を過ぎて発症することもあります。遅くても2~3歳までには発症するといわれています。おたふく風邪や風疹などの病気とは異なり、遅くに感染したからといって重症化することはほとんどないようです。

具体的な症状としては、40度以上の高熱が3日程度続き、その後熱が下がって全身に発疹が数日間出現します。また、せきや鼻水、下痢、嘔吐なども挙げられます。高熱の合併症として、熱性痙攣が起こることもあります。発疹には個人差があるようですが、かゆみが出るようなことはほとんどなく、時間が経てばきれいになくなります。

突発性発疹と似た症状の病気に麻疹がありますが、症状の出方にはいくつか異なる点があります。突発性発疹は熱が下がると同時に発疹が広がりますが、麻疹の場合は発疹が出た後も数日高熱が続きます。また、麻疹で起こった発疹は、熱が下がった後も黒ずんで肌に残ることが多いです。

突発性発疹の原因は?

突発性発疹の主な原因となるのは、大人の唾液に含まれるヒトヘルペスウイルス6型(HHV‐6)と、ヒトヘルペスウイルス7型(HHV‐7)の2種類のウイルスです。ヒトヘルペスウイルス7型は6型より遅れて感染することが多く、最初に6型に感染して1回目の突発性発疹が起こり、次に7型に感染して2回目の突発性発疹が起こることもあるようです。

感染経路は、経口感染、飛沫感染が多いです。赤ちゃんにキスしている方もいらっしゃるかと思いますが、キスによる唾液感染の可能性も十分に考えられます。外から帰って来てから赤ちゃんに触れる時は、必ずうがい手洗いを徹底しましょう。

まとめ
初めて育児を経験する方は、赤ちゃんが突然高熱を出したら慌ててしまうかと思いますが、重症化することはほとんどないので落ち着いて対処しましょう。発症原因は、経口感染や飛沫感染が多いため、赤ちゃんに触れる際は清潔な状態で接してください。


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