突発性発疹

2017/02/02

1歳以下の赤ちゃんに多い突発性発疹の治療について

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1歳以下の赤ちゃんに多い突発性発疹の治療について

1歳未満の赤ちゃんに多く、遅くとも2~3歳までには発症するといわれている突発性発疹は、高熱や発疹などの症状が見られます。「跡が残ってしまうのでは?」「こんなに高い熱で大丈夫かな?」などと心配になりますが、どのような治療を行うのでしょうか。

突発性発疹とは?どんな症状が見られる?

突発性発疹は、大人の唾液に含まれているヒトヘルペスウイルス6型、ヒトヘルペスウイルス7型というウイルスが感染して起こる病気です。生後6カ月~1歳未満で起こることが多く、それまで病気らしい病気をして来なかった赤ちゃんには、生まれて初めての発熱経験になることも多いようです。

症状としては、突然の38度以上の高熱、熱が下がってから全身に出る発疹、下痢や嘔吐、せき、鼻水などが挙げられます。高熱の影響で、熱性痙攣が起こることもあります。

どんな治療が行われる?

突発性発疹には特効薬がなく、特に抗生剤を打つなどの治療は行いません。予後も良好のため、対症療法をとります。しかし、突発性発疹と似た症状が見られるほかの病気(麻疹など)である可能性もありますので、高熱が出た場合はかかりつけの小児科医にまず診てもらい、指示を仰ぎましょう。自己判断は危険です。

高熱の時はどんなことをしてあげればいい?

初めての育児で初めての高熱だと、何をすればいいのか戸惑うかもしれません。子どもが高熱を出した時の対処法を以下にまとめましたので、参考にしてください。

・体力を消耗するため、高熱がある間はお風呂は控える。全身状態が良いようならお湯で湿らせたタオルなどで体を拭く
・脱水症状予防のため、こまめな水分補給を欠かさない
・赤ちゃんが嫌がらなければ、冷却シートなどで頭、脇の下、足の付け根などを冷やす
・汗をかいて服や下着が湿っていたら、着替えさせる
・体温はこまめに計測し、記録しておく。食欲や排便の様子も記録しておく
・下痢をしていなければいつも通りの食事で

こんな時はすぐ小児科へ

赤ちゃんがまだ3カ月未満の乳児である、39度以上の高熱でぐったりしている、下痢や嘔吐を繰り返している、顔色が悪い、痙攣が止まらない、呼吸が苦しそうなどの場合は、すぐ小児科に連れて行きましょう。

まとめ
突然の高熱でびっくりしてしまうかと思いますが、突発性発疹は予後が良好であることがほとんどです。発疹もきれいに消えるので、必要以上に心配する必要はありません。しかし、熱性痙攣や下痢や嘔吐を繰り返す場合は、至急小児科に連れて行きましょう。


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