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子どもがアレルギー性鼻炎を起こしやすい原因と予防法は?

近年ではアレルギー性鼻炎を発症する子どもが増えており、低年齢化が問題視されています。アレルギー性鼻炎の原因は日常に潜んでおり、日頃の生活次第で改善することが出来ます。ここでは、子どものアレルギー性鼻炎の原因と家庭で出来る予防法について解説します。

アレルギー性鼻炎を発症する赤ちゃんが増えている

アレルギー性鼻炎は鼻や口から体内に侵入したアレルギー源を身体の外に追い出そうとして鼻水や鼻づまり、くしゃみといった鼻炎の症状が起こる症状です。アレルギー源は人によって様々で、一人で複数のアレルギー源を持っている場合もあります。
アレルギー性鼻炎は、子どものうちに発症し長期化する傾向があります。さらに、近年では生後間もない赤ちゃんにもアレルギー性鼻炎が起こるケースが増えており、注意が必要です。

アレルギー性鼻炎はなぜ起こる?日常に潜む原因

アレルギー性鼻炎の原因となるアレルギー源は子どもによって異なりますが、日常生活の中に潜んでいることがほとんどです。鼻炎の以外に目立った症状が無いため、放置され慢性化しやすいため注意が必要です。以下の条件に当てはまる場合は、子どものアレルギー性鼻炎の疑いがあります。

<アレルギー性鼻炎を引き起こす原因>
1.ハウスダスト
家の中の空気中に漂うほこりやダニの死骸、糞などが混じった塵をハウスダストと呼びます。ハウスダストが原因の場合、多くはダニによるものが多いといわれています。しかし、目に見えない小さな塵のため気付くことが出来ません。掃除機をあまりかけない、換気をしない場合はハウスダストが溜まりアレルギー性鼻炎を引き起こす可能性があります。

2.花粉
スギやヒノキ、ブタクサなどの花粉が鼻や目、口の粘膜に付着することで鼻炎などの症状が起こります。花粉症は季節性のあるアレルギー性鼻炎です。どの植物の花粉に反応するかは、子どもによって異なります。1年のうちで特定の時期だけに鼻炎が現れる場合は、花粉症の疑いがあります。

3.ペットの毛
犬や猫などのペットを自宅で飼っている場合、ソファやカーペット、ベッドなどに付着したペットの毛を鼻から吸い込むことでアレルギー反応が出る場合があります。

4.カビ菌
湿度の高い部屋や換気が行なわれていない部屋には、カビが発生しやすくなります。カビ菌は空気中を浮遊しているため、鼻や口から吸い込みアレルギー性鼻炎の原因となります。カビ菌はハウスダウトの一つでもあります。

子どものアレルギー性鼻炎は予防出来る?

アレルギー性鼻炎は症状が起きてからでないと気付かないため、アレルギー源となる物が特定出来る場合は、なるべく子どもからアレルギー源を遠ざけましょう。しかし、アレルギー源が複数ある場合や、診断が難しい場合もあります。また、両親がアレルギー性鼻炎や何らかのアレルギー体質である場合は、子どもへ遺伝しやすいといわれています。症状が無くても、普段から以下の予防法を実践しましょう。

<アレルギー性鼻炎の予防法>
1.毎日掃除機をかける
目に見えないハウスダストを除去するには、毎日掃除機をかけて部屋を清潔に保つことが大切です。埃取り用のワイパーも効果的ですが、細かい塵は除去出来ない場合もあるため、掃除機の吸引力でしっかり埃を取り除きましょう。ぬいぐるみや布団も埃が付着しやすいため、日光に当て乾燥させてから掃除機をかけましょう。

2.窓を開けて空気を入れ替える
掃除機をかける際は窓を開けて空気の入れ替えを行ないましょう。窓を閉め切ったままでは、掃除機の排気口から出る汚れた空気を室内に留めてしまいます。
花粉症が原因の場合は、花粉が外から侵入してしまうため花粉症の季節は窓を空けない方がよいでしょう。

3.空気清浄機を使う
空気清浄機を使うと、掃除だけでは取り除けない微小な塵や汚染物質を取り除くことが出来ます。掃除や換気で効果が見られない場合は利用してみましょう。

4.室内でペットを飼わない
ペットの毛が原因と考えられる場合は、ペットを室内に入れないことも大切です。室内犬など部屋で飼う必要がある場合には、子ども部屋には入れず、こまめに掃除をしましょう。

5.カーペットを使わずフローリングや畳にする
カーペットは埃が付着しやすいため、ハウスダストの原因となります。可能な限りフローリングや畳に変更しましょう。

<まとめ>
子どものアレルギー性鼻炎は症状の程度に関わらず、日常生活の中に様々な原因が潜んでいるため注意が必要です。赤ちゃんの場合は合併症を引き起こし重症化するリスクが高くなるため、普段から部屋の空気を清潔に保ちましょう。子どもは症状を上手く伝えることが出来ず、放置し慢性化する危険があります。大人が早めに気付いて対処することが大切です。


2017/02/03

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