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子どものアレルギー性鼻炎の治療費用について

アレルギー反応として、くしゃみや鼻水等の症状が出る場合があります。これがアレルギー性鼻炎です。アレルギー性鼻炎は特定のアレルゲンに対し起こる場合が多く、原因を除去しない限り症状は治まりません。今回はアレルギー性鼻炎の治療にかかる費用について解説します。

鼻水が止まらなくなるアレルギー性鼻炎

アレルギー反応が起こり鼻の粘膜が刺激されることでくしゃみや鼻水の症状が現れる炎症を、アレルギー性鼻炎といいます。アレルギー性鼻炎には、季節性アレルギー性鼻炎と通年性アレルギー性鼻炎の2種類があります。

(1)季節性アレルギー性鼻炎
花粉症と呼ばれるもので、特定の植物の粒子がアレルゲンとなり発生します。くしゃみや鼻水等の症状の他、目のかゆみ、充血、湿疹、咳等の症状が現れます。

(2)通年性アレルギー性鼻炎
ハウスダストやペットの毛等がアレルゲンとなり発症する慢性鼻炎です。特に部屋を閉め切ることが多い冬に症状が強く現れ、空気が乾燥するため喘息、アトピー性皮膚炎等の合併症が現れるケースも多いです。

アレルギー性鼻炎は一度発症すると、アレルゲンとの接触がなくなるまで症状が出続けます。副交感神経が優位になり、リラックス状態になると起こりやすいといわれているため、比較的日中よりも朝や夜に症状が強く現れます。

レーザー治療により症状が現れなくなる場合も

アレルギー性鼻炎はアレルゲンに対して生じる症状であるため、アレルゲンを特定する必要があります。食物アレルギーを含め、アレルゲンの特定に良く使用されるのが血中IgE抗体検査です。
アレルゲンの特定後は、できるだけその原因と接触しないようにすることで症状を抑えることができます。通年性アレルギー性鼻炎の場合は定期的に掃除を行う、季節性アレルギー性鼻炎の場合は花粉が多い日は外出を控える、マスクをする等の対策法があります。

治療法としては、鼻の粘膜を焼灼することで症状を抑えるレーザー治療があります。レーザーによる治療は3万円程度で受けられます。アレルギー性鼻炎の場合は保険が適用になるため、1~3割負担です。子どもでもレーザー治療を受けることは可能ですが、鼻の中にガーゼを入れるため、その違和感に耐えられる小学校高学年頃から治療に踏み切るのが一般的です。

治療にかかった費用は医療費助成制度が適用になる場合も

子どもの場合は、医療費の助成制度を利用することができます。乳幼児医療費助成制度は健康保険に加入し、所得制限の範囲内であれば申請することが可能です。小学生未満の場合は、治療に必要な費用を全て負担してくれるケースもあります。申請方法や負担額については各自治体により異なるため、まだ申請していない方は早めに役所で確認してみましょう。


2017/02/03

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