病名・症状から探す

2017/02/04

高熱が4、5日続く子どものアデノウイルス感染症の治療

この記事の監修/執筆

専門家監修記事

高熱が4、5日続く子どものアデノウイルス感染症の治療

子どもは免疫力が低く、大人よりも感染症にかかりやすいです。アデノウイルスに感染すると38度を超える高熱と咽頭炎等の症状が起こり、脱水症等を引き起こすことがあるため注意が必要です。今回は、アデノウイルス感染症の治療方法について解説します。

アデノウイルス感染症とは?

アデノウイルス感染症は、アデノウイルスに感染することが原因で発生する病気です。咽頭炎や結膜炎を伴うアデノウイルス感染症は、公共のプールに入ることで感染、発症するため、プール熱(咽頭結膜熱)とも呼ばれています。アデノウイルスの種類は約50に及ぶため、一度感染して抗体が作られても2度、3度と繰り返し発症します。ウイルス型により以下の特徴的な症状が見られることもあります。

◆7型・・・肺炎
◆3・4型など・・・咽頭結膜熱(発熱、結膜充血、喉の痛み)
◆40・41型など・・・胃腸炎(嘔吐、下痢、腸重積)
◆8・19・37型など・・・流行性角結膜炎(目の充血、目やに、目痛)
◆11・21型・・・出血性膀胱炎(血尿、頻尿、排尿痛、残尿感)

アデノウイルス感染症の治療法

アデノウイルス感染症は高熱と咽頭炎を生じるため、脱水症を引き起こしやすいです。しかし、アデノウイルスに直接効く特効薬は現在開発されていません。そのため、喉の痛みを抑える薬を服用する、点滴を打つ等の対処療法が行われます。
子どもがアデノウイルス感染症を発症した場合は、積極的に水を飲ませたり、水よりも体内への吸収率が高い経口補水液を上手く利用して脱水症にならないよう工夫しましょう。また、食欲が落ちるため、ゼリーやアイスクリームなど冷たくて食べやすい物がおすすめです。

すぐに使える予防策

アデノウイルスに直接効く薬がないため、日ごろから感染しないように予防することが大切です。基本的なことですが、まずは手洗いうがいを徹底しましょう。また、家の中に感染者が出た場合、感染者との接触は避け、タオル等肌に触れるものは共用しないようにしてください。


  • このエントリーをはてなブックマークに追加