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子どもがアデノウイルスに感染。治療にかかる費用について

子どもが感染しやすいウイルスに、アデノウイルスが挙げられます。アデノウイルスに感染すると38℃以上の高熱が数日続く他、喉の痛みにより食欲が落ち、点滴による栄養補給が必要になる場合もあります。今回はアデノウイルスに感染した場合の治療費用について解説します。

子どもがかかりやすいアデノウイルス感染症

アデノウイルス感染症は、子どもがかかりやすい感染症の一つです。アデノウイルスという非常に感染力の強いウイルスに感染することが原因で起こります。アデノウイルス感染症のうち咽頭結膜熱(プール熱)を発病すると、38℃以上の高熱が4~7日続きます。その他のアデノウイルス感染症として扁桃腺炎、気管支炎、肺炎、胃腸炎、流行性角結膜炎、出血性膀胱炎等があります。

また、高熱により食欲不振や脱水症状が現れることもあります。そのため赤ちゃんが発症した場合は意識的に水分補給を促したり、のどごしの良い食べ物を与えるなどの工夫が必要です。

アデノウイルスに特効薬はない

アデノウイルスに直接効く特効薬は、今のところありません。そのため、アデノウイルス感染症を発症した場合は解熱剤や栄養補給を目的とした点滴等の対処療法による治療が施されます。解熱剤については積極的に使用しないほうが良いという意見もあるようなので、かかりつけの医師の指示に従い使用しましょう。

アデノウイルス感染症を発症した家族がいる場合は家族間感染の危険があるため、特に注意が必要です。アデノウイルスは便の中にも存在するため、赤ちゃんが感染した場合はオムツ替えには十分注意してください。オムツを替える際は使い捨てのマスクと手袋を装着し、オムツを入れるビニール袋を2枚用意します。できるだけ素早く替えて、オムツは2重に袋に入れてしっかり縛ってください。この時、マスクと手袋も一緒に処分しましょう。

治療に関わる費用をサポートしてくれる制度がある

アデノウイルス感染症の治療費や薬代は、助成金が出る場合があります。以下の基準を満たしていれば、乳幼児医療費助成制度を申請することが可能です。

1.健康保険に加入している
2.世帯所得が各自治体で定められている所得制限の範囲内である

申請内容や公費負担額等の詳細については、各自治体により内容が異なります。多くの場合は、出生届を出すタイミングで同時に申請や相談するケースが多いようです。自治体によっては一度医療費を納めていても、申請することで相当額を返金してもらえることもあります。まだ申請していない方は、お住いの自治体の相談窓口に行ってみましょう。


2017/02/05

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