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子どもの間で流行するプール熱。検査に関わる費用はいくら?

アデノウイルスの感染が原因で発生するプール熱は、発熱や結膜炎等を伴う感染症です。6~10月頃に流行するプール熱は、検査を受けることで感染の有無を判別します。今回は、プール熱の検査に関わる費用について解説します。

プール熱とは

プール熱は、アデノウイルスの感染が原因で発症する急性のウイルス感染症です。咽頭結膜熱という名が一般名ですが、プールを介して感染するケースがある為プール熱と呼ばれています。プール熱は6月から感染者が出始め、7~8月をピークに10月頃まで流行します。

プール熱の主な症状

プール熱は発熱と共に頭痛、食欲不振や全身の倦怠感等を生じます。また、咽頭炎による咽頭痛や結膜充血、眼痛、流涙、目やに等の結膜炎に伴う症状が約5日間続きます。結膜炎に伴う症状は通常片目にだけ出現し、その後両目に発生します。乳児の場合は、結膜炎よりも下痢や嘔吐等の症状が強く表れる場合もあります。

感染の有無を調べる費用が保険適用外になることも

プール熱は感染力が非常に強い病気であり、飛沫感染の危険性もあることから保育園や幼稚園で1人感染者が出ると瞬く間に広がります。家族間での感染率も高い為、家の中で使用するタオルや洗面器を別々にする、オムツを替えた場合は手をしっかり洗う等の対策が必要です。

プール熱を含むアデノウイルスに感染していないか、病院で検査を受けることも可能です。しかし、プール熱に感染している症状が見受けられない場合は検査費用が保険診療とならず、自費診療になることもあります。プール熱を含めたアデノウイルスを調べる検査は、1回約3,000円で受けられます。(検査費用の他にも、診察料がかかります。)検査が自費診療になるのは、以下の通りです。

◆就職や進学に伴う感染症に対する抗体検査
◆周囲の流行や症状、所見を考えた際に、プール熱を発生する可能性がほとんどない場合

プール熱は感染力が強い病気であり、直接患者に触れていなくてもくしゃみや咳に混ざったアデノウイルスを吸い込むことで簡単に感染します。治療には時間がかかるため、まずは感染しないように予防に努めましょう。


2017/02/06

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