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2017/02/07

子どもの急性脳症の治療費用

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子どもの急性脳症の治療費用

急性脳症とは、急に強い意識障害を生じ、痙攣や異常行動を伴う疾患です。乳幼児に多く見られ、脳の一部が浮腫み意識障害や痙攣等の症状が現れます。急性脳症の治療に関わる費用について、助成金を受けとれるものもあります。今回は、急性脳症の治療費用について解説します。

乳幼児に多く見られる急性脳症

急性脳症は熱性痙攣と混同しやすいですが、熱性痙攣の場合は痙攣が長くても5分程度で治まり、急性脳症の場合は10~15分以上痙攣が続きます。それぞれの症状の特徴は、以下の通りです。

(1)急性脳症
◆痙攣は10~15分以上続き、左右非対称
◆痙攣を繰り返す場合もある
◆意識障害を伴い揺すらないと目を開けない
◆幻覚、幻聴や異常行動に出る

(2)熱性痙攣
◆痙攣は長くても5分程度で治まる。全身に現れ左右対称
◆38℃以上の高熱を伴う

治療に関わる費用は助成金を受けとることができる場合も

急性脳症のうち、突発性発疹やインフルエンザに感染したことが原因で起こるものに痙攣重積型急性脳症があります。子どもが感染する急性脳症の中でも、日本では特に発生頻度が高いです。発病後4?6日頃に2回目の痙攣が起こることが多く、これに伴い意識障害も再発します。知的障害や運動障害、てんかん等の後遺症が残ることもある難病です。
難病に指定されているため、健康保険を使用して治療や薬の処方を受けた場合は費用の一部を負担してもらえる医療費助成を受けられます。
助成金の申請をする場合は都道府県の申請窓口で書類を受け取り、指定の医師に診断書を書いてもらう必要があります。


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