骨形成不全症

2017/02/13

子どもの骨形成不全症の治療に関わる費用について

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子どもの骨形成不全症の治療に関わる費用について

骨形成不全症は、コラーゲンに関わる遺伝子に生まれつき異常が見られる病気です。これにより骨が非常に脆く骨折を繰り返したり骨が変形したりします。骨形成不全症は難病に指定されており、根本的な治療法がありません。今回は、骨形成不全症の治療に関わる費用について解説します。

子どもの治療に関わる費用は助成金が受けとれる

骨形成不全症の治療には、注射や飲み薬による薬物療法や手術療法があります。未就学児が健康保険を利用しこれらの治療を受ける場合は、乳幼児医療助成制度を利用できるため、自己負担額を最小限に抑えられます。この制度は各自治体で設けられている制度で、事前に申請することにより自己負担額を通常の3割負担以下にできます。

負担額は各自治体により異なりますが、治療費としてかかった全額が公費負担となる場合が多いようです。乳幼児医療助成制度は、出生時に申請をする場合がほとんどです。申請方法は各自治体により異なるため、詳しくはお住いの市区町村に問い合わせましょう。

就学後の治療に関わる費用にも助成制度がある

乳幼児医療助成制度のほとんどは対象児が就学すると助成範囲が変更になり、入院を伴う医療費用のみ助成の対象になります。しかし、骨形成不全症は2015年7月に医療費助成の対象となる指定難病に加わったため、引き続き助成制度を利用できます。

就学後も治療に関わる費用の助成金を受けとる場合は、都道府県の申請窓口で書類を受け取り、新たに申請する必要があります。また、こちらの制度は一定額以上の治療費がかかった場合に自己負担額を抑えられるものであり、乳幼児医療助成制度とは内容が異なります。

骨形成不全症は根本的な治療法がなく、長期に渡り薬物療法や手術療法による治療が必要な難病です。お子様が診断され、治療を開始する場合は対象になる助成制度がないか一度調べてみましょう。

<参考URL>
http://www.nanbyou.or.jp/entry/4568


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