草木かぶれ

2017/02/17

子どもの草木かぶれの原因とは?

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子どもの草木かぶれの原因とは?

夏になると薄着で過ごすことが多く、山や森など緑が多い所へ遊びに行くこともあるかと思います。そんな時に注意したいのが、草木かぶれ。走り回っているうちにいつの間にか肌が赤くなっていることも。今回は、草木かぶれの原因について説明します。

草木かぶれとは?

草木かぶれは、植物が肌に触れることによって赤くなったり、発疹が起こったりする皮膚疾患です。草木かぶれはアレルギー性接触皮膚炎と刺激性接触皮膚炎の大きく2つに分けられます。前者の場合、特定の物質にアレルギーを持っている人だけに症状が現れ、炎症のピークは1~2日後です。後者の場合は、刺激の強い原因物質に触れれば誰にでも起きるものです。乾燥肌の人は特に注意が必要です。
草木かぶれは、湿疹が徐々に広範囲に広がっていくのが特徴です。草木に触れた部分に赤い湿疹が現れるほか、腫れて激しいかゆみを感じることもあります。特に顔、手や腕、首筋などに起こりやすいです。

特に注意したい草木

草木かぶれで多いのは、ハゼノキ、ヤマウルシ、ヌルデ、カクレミノ、イチョウ、ツタウルシ、サクラソウなどです。刺激性接触皮膚炎は、サトイモやヤマイモ、アロエ、パイナップル、キウイ、サボテンなどに触れることで起こります。
草木かぶれを避けるためには、”羽状複葉”の草木を見分けられるようにしておくと良いでしょう。羽状複葉は、小さな葉が複数集まって1枚の葉を構成しています。

草木かぶれの応急措置

まずは、湿疹など炎症が出た箇所をできるだけ早く洗い流してください。草木に触れた時から10分程度で樹液が皮膚に染み込むといわれているので、その前に洗い流しましょう。洗い流したら、ステロイド軟膏を塗って炎症を抑えます。また、かぶれた部分のかゆみを少しでも抑えるため、氷で冷やすと効果的です。樹液やとげ、患部を触れた手で他の部分に触れてしまうと、他の部分にもかぶれが広がるので、特に目には触れないよう注意しましょう。応急処置でも症状が治まらないようであれば、早めに皮膚科を受診しましょう。

<まとめ>
夏休みにキャンプなどのアウトドアを計画している方もいらっしゃるかと思いますが、緑が多い所に行く際は、虫さされだけでなく草木かぶれにも注意しましょう。念のためにステロイド軟膏を携帯しておくと、かゆみが出た時にも対応できます。
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