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2017/02/18

子どもの水いぼの治療

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子どもの水いぼの治療

「自然治癒」「治療を早期に」と水いぼの治療には様々な意見が飛び交っていますが、ウイルス性のため周囲の人に感染する恐れもあります。今回は、水いぼの治療方法について解説します。

水いぼの治療の考え方

「水いぼ」は、皮膚科の医師によって様々な治療方針があります。接触することで感染するウイルス性の病気ですので、早期治療をする方が周囲へ被害を及ぼす事もなく、本人の体にウイルスが増えるのも防げます。確かに免疫力が上がり抗体ができれば自然に治癒するといわれていますが、長期間かかったり、子どもの場合ですと不必要にいじってしまい、中の菌が他へ付着し周囲への感染に繋がってしまう事もあります。水いぼは学校によってはプールに入ることが禁止されます。

痛みを伴うが早い治療方法

子どもの年齢によっては我慢できない痛みを伴う治療方法があります。治療の効果が現れるのは早く、一番キレイに治る方法でもあります。

『ピンセット』
先の丸いイボ専用のピンセットで、イボ全体を摘んで除去する方法です。昔ながらの水いぼとり方法でかなりの痛みを伴うので、子どもには少し可愛そうですが、確実に治せる方法です。病院によっては麻酔テープなどを使用してくれるところも増えてきているそうです。

『硝酸銀ペースト』
硝酸銀と小麦粉を混ぜたものを水いぼに塗り、いぼを腐らせ取り去る方法です。患部に多少違和感がありますが、日にちがたつと黒く乾き約2週間で取れます。小さいいぼに有効で子どもにも処置できます。しかし、お子さんが動いてしまう場合、硝酸銀が周囲の皮膚についてしまうと皮膚を傷つけてしまう事があるので治療が難しくなります。

『液体窒素凍結療法』
マイナス196℃の液体窒素を綿棒などにつけ、患部にあてて治療する方法です。ウイルスに感染した細胞を凍らせて殺します。ピンセット治療よりは痛くありませんが、治療後に痛みが残ることもあります。一回の施術で治らず何回も行う事もあるので、子どもにとっては苦痛かもしれません。中には治療後ポロリと取れる事もあります。

痛みはないが長期間かかる治療方法

痛みはありませんが、治療に時間がかかる方法もあります。子どもに痛い思いはさせたくない、自然治癒だけでは不安、治療したいが子どもが小さく動きまわるので大変、など痛みのない治療を希望される方も多いです。

『ヨクイニン』
ハト麦の外表を取り除いた種子で作られた漢方薬です。角質層の新陳代謝を促進し代謝異常を治す効果や、免疫反応を良くしていぼの改善に効くと言われ昔から使用されています。ハト麦は肌荒れやニキビなどの肌全般に効果があるといわれており、肌の再生効果に優れています。

『イソジン傷薬』
薬を塗ってウイルスを死滅させ、いぼを取る方法です。殺菌効果の高いポピドンヨードという成分は、ウイルスや微生物を死滅させる殺菌効果があり、お風呂上りなどの柔らかくなった皮膚へ毎日塗るだけでOKです。

『木酢液や竹酢液』
天然の殺菌成分で皮膚の角質を柔らかくしたり、引き締める効果があります。肌トラブルに効果が高くお風呂に薄めて入れたり、患部に直接塗るのが一般的です。近年では、使いやすいジェルやクリームなどの製品もでてきています。

まとめ

自分だけでなく周囲の人にもうつしてしまう水いぼは、イボが大きくならないうちに対処すれば痛みもなく治療できます。水いぼかな?と思った時は、すぐにかかりつけの医師に相談する事をおすすめします。


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