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2017/02/18

子どもが排泄障害に、原因は?

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子どもが排泄障害に、原因は?

トイレトレーニングが上手くいかない、いつまで経ってもおむつが卒業出来ない場合は排泄障害かもしれません。子供の排泄障害は身体的な原因より心理的な原因が大きいといいます。今回は、子どもの排泄障害の原因について解説します。

子どもの排泄障害は心理的な原因

4歳~5歳を過ぎてもおねしょをする、トイレ以外の場所でうんちをするなどの症状が続く場合は排泄障害かもしれません。排泄障害は膀胱や尿道などの機能に何らかの異常が見られる場合もありますが、多くは心理的な原因で起こると考えられています。例えば、トイレが上手に出来ないと強く叱る、生活環境に大きな変化があった、子どもに構う時間が少ないなどです。

その症状、本当に排泄障害?自宅で見極めるチェック法

排泄障害の原因に思い当たることがあったとしても、必ず病院での治療が必要というわけではありません。トイレトラブルは症状の程度に応じて排泄障害と診断されますが、子どもの成長プロセスの一つともいえるためです。病院を受診する前に、以下の診断基準に当てはまるかどうか確認してみましょう。

<排泄障害の診断項目>
1.遺糞症(うんちのお漏らし)
・最低でも月1回起こり、3カ月以上続く
・4歳以上である
・他の疾患や病気が無い
・症状の原因となる薬を飲んでいない

2.遺尿症(おしっこのお漏らし)
・最低でも週2回起こり、3カ月以上続く
・5歳以上である
・他の疾患や病気が無い
・症状の原因となる薬を飲んでいない

日常生活に支障が出ている場合は、必ず病院に相談して下さい。

排泄障害は身体的に原因がある場合も

排泄障害と診断され心理的な原因に対するケアや治療に効果が見られなかった場合は、身体的な原因があるかもしれません。おしっこをする時は尿道が開き膀胱に溜まった尿を排泄しますが、通常は尿道が閉じています。尿道の開閉を調節しているのは括約筋と呼ばれる筋肉ですが、この括約筋がもともと弱いと排尿のコントロールが難しくなります。

症状が続いたら小児科や心療内科を受診しよう

排泄障害が疑われる場合、どのような症状がどの程度長く続いているかを詳しくチェックしましょう。その上で病院を受診し、症状を医師へきちんと伝えることが大切です。診察は、小児科や心療内科で受けられます。明らかに心理的な原因がある場合は心療内科が専門となりますが、原因がはっきりしない時はまず小児科を受診しましょう。


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