高熱がある

2017/02/22

子どもによくみられる急性中耳炎の原因と対処法

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子どもによくみられる急性中耳炎の原因と対処法

子どもは大人よりも急性中耳炎を起こしやすいといわれています。上気道に感染がある場合に発症しやすいので、注意が必要です。正しく対処できるよう、急性中耳炎の原因や対処法を確認しておきましょう。今回は、急性中耳炎の症状や原因、対処法などについて解説します。

急性中耳炎の症状

急性中耳炎の症状は次の通りです。

(1)耳の痛み
(2)膿が耳から出る(耳だれ)
(3) 耳が詰まったような感じがする、難聴
(4)発熱

症状が軽い場合は自然治癒することもありますが、炎症が長期間持続すると難治性の難聴につながることがあります。風邪を引いた後に耳が痛いと訴える場合は、急性中耳炎の可能性があります。

急性中耳炎の発症のメカニズム

鼻の奥にある上咽頭という部分から耳管(耳と鼻を繋ぐ管)を通じて中耳(鼓膜の内側)に細菌が移動し、炎症が起こります。風邪や鼻副鼻腔炎が原因で、鼻すすりなどにより細菌が中耳へと移行することで急性中耳炎を発症します。

子どものプールの時期は、プールに入る前に耳鼻科で鼓膜に穴が空いていないか確認してもらいましょう。
乳幼児は、耳管が太くて短く角度が平らに近いため、細菌が中耳へと移行しやすく、急性中耳炎を起こしやすいといわれています。

急性中耳炎の対処法

急性中耳炎の可能性がある場合は、すぐに耳鼻科を受診することが大切です。しかし、休日や夜間などにより受診できない場合はどうしたらいいのでしょうか。症状が強い場合は発熱により水分が奪われるため、水分補給を欠かさないことが大切です。また、水分を摂取する際には耳の痛みが強くなるので、少しずつ与えましょう。耳の裏や首のリンパを冷やすことで耳の痛みを軽減させることができますが、小さい子どもは体温調節が苦手なので、冷やし過ぎないよう注意しましょう。また、軽症の場合は自然に治ることも多いですが、よっぽど痛がる場合は救急病院を受診したほうが良いでしょう。

<まとめ>
耳だれや発熱などの症状がある場合は、急性中耳炎が疑われます。すぐに耳鼻科を受診できない場合は、耳の裏や首のリンパを冷やして対処しましょう。急性中耳炎を放置すると難治性の難聴を引き起こす恐れがあるので、必ず受診しましょう。


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