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2017/02/23

早急に受診することが必要な急性喉頭蓋炎

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早急に受診することが必要な急性喉頭蓋炎

急性喉頭蓋炎は、喉に炎症が起こる病気の中でも危険な病気だといわれています。呼吸困難により死亡するケースもあるので、早急に受診することが大切です。今回は、急性喉頭蓋炎の症状や原因、治療法について解説します。

急性喉頭蓋炎とは

急性喉頭蓋炎とは、声帯のあるところのすぐ上にある喉頭蓋に炎症が起こる病気です。喉頭蓋は食べ物が気管に入り込まないよう、蓋をする役割を果たします。急性喉頭蓋炎では、喉頭蓋が腫れて気道を狭窄させるため、腫れが強い場合は窒息する恐れがあります。

急性喉頭蓋炎の原因

欧米では子どもに多くみられるようですが、日本では成人が発症することが多いです。原因は主にインフルエンザ菌の感染で、肺炎球菌や溶連菌が原因になることもあります。数時間で急速に進行するため、注意が必要です。

急性喉頭蓋炎の症状

急性喉頭蓋炎を起こすと、はじめは頭痛や嚥下障害、発熱、咽頭痛など風邪のような症状から始まり、急激に悪化して嚥下困難や呼吸困難に陥ります。咽頭や扁桃などの見た目は異常がないため、耳鼻咽喉科で特殊な器具を用いて喉の奥を診てもらわなければ発見できない場合があります。

急性喉頭蓋炎の治療

軽症の場合を除き、基本的に入院治療が必要になります。患者の呼吸状態に応じて気道確保(気管挿管・気管切開)の態勢を整え、ステロイドや抗菌薬の点滴静注を行います。特に気道を塞がれ、窒息死する可能性があるので、経過に注意する必要があります。
急性喉頭蓋炎の症状が現れた場合は、すぐに耳鼻咽喉科を受診してください。

<まとめ>
急性喉頭蓋炎は喉の症状や嚥下・呼吸困難が起こります。喉頭蓋が腫れることで気道が塞がれ、呼吸困難に陥るケースもあります。短期間で急速に悪化するため、急性喉頭蓋炎の症状が現れた場合はすぐに受診してください。


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