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2017/02/23

集団感染することもある小児の肺結核の原因と症状

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集団感染することもある小児の肺結核の原因と症状

肺結核は結核菌に感染することで発症する病気です。主に免疫機能が弱体化している高齢者にみられる病気ですが、小児も免疫機能が未発達であるため、発症する恐れがあります。今回は、小児の肺結核の原因と症状について解説します。

肺結核の原因

肺結核は、結核菌に感染することで発症します。結核は飛沫核感染(空気感染)なので、直接感染者の痰などに触れなくても感染します。結核菌の感染力は強く、家族内や保育園、小学校などで集団感染することがあります。

肺結核の症状

肺結核を起こすと、胸痛、咳、血痰などの呼吸器関連症状と、発熱、冷汗、だるさ、やせなどの全身症状が現れます。
風邪の症状と似ていますが、咳や痰が2週間以上続くと肺結核が疑わしいです。更に進行すると上記のような症状が出てきます。

肺結核の治療

大量の結核菌が痰に含まれている場合(喀痰)は結核治療を専門とした施設に入院が必要です。抗結核菌の内服を、最低6カ月続けます。飲み忘れると、耐性結核(薬が効かない)になる恐れがあります。治療中は、保健所から病状の確認の問い合わせがあります。喀痰から結核菌がなくなれば通院に切り替わります。

結核の予防接種

結核の予防接種は、感染予防ではなく発症の予防や重症化を防ぐ目的で使用されます。BCGが結核に対して有効と考えられていますが、発症予防の効果については賛否が分かれているようです。小児の結核重症化の予防に対しては、一定の効果があるといわれています。

BCGによる予防接種を受けることができますが、発症を抑える効果については賛否が分かれます。感染を防ぐことが重要なので、周りに結核菌の保持者がいる場合は注意しましょう。


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