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2017/02/24

子どものむせかえるような咳は喘鳴性気管支炎かも

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子どものむせかえるような咳は喘鳴性気管支炎かも

息を吐くときに喘鳴音(ヒューヒュー、ゼイゼイ)がすることが特徴的な「喘鳴性気管支炎」。今回は、喘鳴性気管支炎について解説します。

喘鳴性気管支炎と原因は?

喘鳴性気管支炎は、風邪症候群の病原体のウイルスや細菌、マイコプラズマクラミジアなどの病原体による感染などが原因で起こる喘鳴を伴う症候の総称です。病原体が気管支に付着して炎症を起こし、粘膜が腫れることで起こります。息を吐く時に気道の狭さによってゼイゼイ、ヒューヒューといった音が聞こえます。

喘鳴気管支炎と治療方法

喘鳴性気管支炎は鼻水や発熱、一番の特徴である喘鳴(ゼイゼイ、ヒューヒュー、ゼロゼロ)にむせかえるような咳がでます。分泌液を増やして痰を出そうとして咳が激しくなり、むせかえるような咳をし、吐いてしまう事もあります。赤ちゃんはミルクが飲めなくなり、著しく体力の低下がみられると入院が必要になります。陥没呼吸(お腹や胸の辺りがペコペコへこむ呼吸)を起こす子どももいますが、呼吸困難にはなりにくいといわれています。

* 喘鳴に対する治療方法として、気管支拡張剤やホクナリンテープ(r)を用います。ホクナリンテープは小さい子どもに効果がありますが、動悸などの副作用が起こることがあるため医師と相談のうえ使用してください。

よく間違われる症状として、「細気管支炎」があります。喘鳴とともに呼吸困難が見られるようであれば、細気管支炎を疑います。細気管支炎の場合は、入院が必要になります。

喘鳴性気管支炎で気をつけたい事

喘鳴性気管支炎は風邪からの悪化が原因であることが多いのですが、中にはアレルギー物質が原因の場合もあります。長く続くようであれば、原因を調べておく方が安心です。乳幼児期のときに喘鳴性気管支炎を何度も繰り返す場合や呼吸の乱れが多い子どもの場合、気管支喘息の可能性もあるので気をつけて観察してください。


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