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2017/02/24

強い感染力を持つ水疱瘡。主な症状と予防法について

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強い感染力を持つ水疱瘡。主な症状と予防法について

水疱瘡は、強い感染力を持ち、保育園や幼稚園等で集団感染しやすい病気です。2~8の間で特に発症しやすく、9歳までにほとんどの子どもが感染するといわれています。 今回は水疱瘡の主な症状と原因、有効な予防法について解説します。

水疱瘡の症状

1.発熱
水疱瘡を発症するとだるさ、発熱、食欲不振、頭痛などの症状が現れます。発熱は37度程度の微熱で、頭痛症状も比較的軽いことからこの段階で気付く方はあまり多くありません。発熱は3日ほどで下がります。稀に39℃くらいの高熱が出る場合もあります。

2.紅斑
発熱の直後に、米粒サイズの発疹が現れます。初めて発疹が出現する箇所は、体幹を中心に頭髪部や口腔粘膜が多いようです。あせもや虫刺されと症状の現れ方が似ているため、この段階でも判断しづらいです。

3.水疱
発疹が出現した数時間後には発疹が膨らみ、水疱へと姿を替えます。かゆみに耐え切れず水ぶくれを破くと全身に症状が広がり、4~5日出続けます。

4.かさぶた
水ぶくれは最終的にかさぶたになります。身体中にできたかさぶたが全て剥がれ落ちるまでに約3週間かかります。

水疱瘡の原因

水疱瘡の原因になる水痘帯状疱疹ウイルスは、人にのみ感染します。ウイルスは空気感染や咳やクシャミによる飛沫感染、接触感染により人の口や鼻、喉に入り込みます。

ウイルスは身体の中で増殖し、血液を介して身体中に運ばれます。ウイルスに感染してから発疹が現れるまで、約2週間といわれています。水疱瘡は発疹が発生する約2日前から感染力を持つため、知らないうちに周りの人に感染してしまう可能性があります。

水疱瘡予防にはワクチンが有効

水疱瘡はワクチンを接種することで予防することができます。2014年10月から定期接種になったため、以下の期間内に受ければ公費にて摂取することができます。

◆接種時期:1歳~3歳になるまで
◆接種回数:2回(1回目と2回目の間は3カ月以上空けること)

定期接種を受ける場合は、MRワクチンの次に受けると良いでしょう。水疱瘡は感染力が強いため、流行の有無に関わらずできるだけ早めに受けてください。定期接種になる前に生まれたお子様は予防接種自体を受けていない場合もあります。母子手帳を確認し、必要に応じて接種しましょう。


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