流産

2017/02/14

妊娠と流産を何度も繰り返すのはなぜ?

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専門家監修記事(Q&Aコメント)

妊娠と流産を何度も繰り返すのはなぜ?

妊娠はするものの、出産に至らず途中で流産してしまうことがあります。それが繰り返し起こるのは、何か特別な原因が考えられるのでしょうか。また、それを予防するために出来る事はあるのでしょうか。

流産に関する相談:「流産を防ぐ方法を教えてください」

子どもを産み育てて、子どもと一緒に成長していきたいと思っているのですが、なぜか何度も妊娠と流産を繰り返してしまいます。流産を防いで子どもが大きく育つような、サプリメントや運動・食事などの方法があれば、ぜひ教えてください。(20代・女性)

流産の原因について

妊娠しても流産を繰り返しすという相談者さんですが、流産の原因としてはどのようなことが考えられるのでしょうか。

早期流産の主な原因は、赤ちゃんの染色体異常によるものと言われています。後期流産の原因は、子宮筋腫・子宮頚管無力症・感染症など母体側の問題や、ストレスや過度な運動など生活習慣に関連することが原因といわれています。(看護師)
初期に多い流産は赤ちゃんの染色体異常によることが多く、それにより赤ちゃんが子宮で成長出来なくなってしまいます。これは母体に問題がある訳では無いため、防ぐことが出来ません。(看護師)
妊娠初期に起こりやすく、着床が維持できない流産を化学流産と言います。赤ちゃんの染色体異常や、プロゲステロンの分泌が通常よりも少ない黄体機能不全が原因とされています。(看護師)
化学流産や切迫流産は、ストレス・冷え・過度な運動などによって引き起こされると言われています。(看護師)
反復流産(2回の流産)や習慣流産(3回以上の流産)は、赤ちゃんの染色体異常が原因の場合もありますが、母体に問題がある可能性もあります。自己判断ではなく、専門医と相談して原因に合った対処をすることが大切です。(看護師)

こんな点にも気をつけてみましょう

流産に特定の原因があるとしたら、対処が可能な場合もあるようです。流産を防ぐために、日頃から留意しておきたいポイントがあるので、併せて覚えておきましょう。

流産予防には、葉酸のサプリメントが効果的です。葉酸を摂取することで、先天性奇形による流産や化学流産、稽留流産を予防出来るとされています。(産科看護師)
葉酸には、赤ちゃんの脳や脊髄の成長を助けて奇形を防止する作用、子宮内膜を強化して着床・定着しやすくする作用、子宮の血流を良くし胎児の成長をサポートする作用があると言われています。妊娠前から服用すると、効果的です。(産科看護師)
妊娠中は激しい運動を避け、身体に負担が掛からないウォーキング等を適度に行いましょう。運動で血行を良くすることで子宮内の血流も上がり、流産予防や冷え対策につながります。(産科看護師)
身体を温めて、血流を良くするバランスの良い食事を心掛け、赤ちゃんの酸素不足や栄養不足を防ぎましょう。また、子宮収縮の原因となるストレスを溜めないようにしてください。(産科看護師)

流産の原因は様々あるようですので、医師と相談のうえ対処していきましょう。また、葉酸の摂取や適度な運動を心掛け、ストレスを溜めない生活を送ることも大切です。


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